市政の動き−議会報告

【10.05.07】これでいいのか?隔月の古紙「ステーション」回収。見直しを要求、日本共産党

高齢者「重くて運べない」。古紙も路線回収に変更を!

   知立市の古紙回収は2ヵ月に1回。しかもステーション方式です。高齢者が増えるなか、2か月分たまった新聞紙や雑誌、ダンボールを指定場所まで運ぶのは大変です。市の担当者は「可燃ごみ袋に雑誌を入れて出す例も少なくない」と眉をひそめます。日本共産党はこれまで収集回数の拡大を要求。同時に「重くなって運べない」との高齢者の声を届け、路線収集など回収方法の改善を提案してきました。

刈谷・安城市では「路線収集」が基準

 古紙収集の各市の取り組みはどうでしょうか。刈谷市や安城市では業者に委託して月2回の路線(身近なステーション)回収を実施しています。「家の近くに古紙を出せば回収してくれるので安心」と好評です。しかも月2回です。

知立市は団体の古紙路線回収に補助なし。

   知立市では子ども会などの行う回収に補助金が支給されますが、補助対象はあくまで拠点回収で、路線回収には補助がありません。
 日本共産党の調査で、近隣市では団体のおこなう路線回収にも補助していることがわかりました(表参照)。碧南市は団体の拠点回収、路線回収いずれも1kg12円補助で、「大いに団体回収を増やしたい」と表明しています。刈谷市は6円(毎月なら7円)などです。これにより、高齢者も玄関前に出せばよいのでとても助かります。知立市内の子ども会、保育園父母会などで実施している路線回収も当然、補助対象にすべきです。

資源回収率知立市は14・2%で県下35市中34位

知立市の資源ごみリサイクル率は、県下35市中34位。県下全市平均23・1%に比べ14・2%です(愛知県09年度調べ)。リサイクル率向上は市の大きな課題ですが、古紙回収の促進にかかっているといっても過言ではありません。
日本共産党は再三にわたって古紙回収の見直しを要求してきましたが、市は「10年度中に見直しの検討を詰め、来年度改善したい」と答弁(3月議会)。ぜひ、近隣市の先進事例を見習ってほしいものです。

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