市政の動き−議会報告
【10.09.29】35人学級 小学校3年に続き4年生も
日本共産党が提案 知立小・猿渡小で増級
今年4月から小学校3年生で市独自に35人学級を実施している知立市は、「来年度は小学校4年生でも実施したい」(石原教育長)と答弁。35人学級に意欲的な姿勢を示しました。林市長も「厳しい財政状況だが、議会の理解をえて実現したい」と表明。35人学級がさらに前進することになりました。開会中の9月市議会で日本共産党市議団の提案に答えたものです。
教育長「35人学級の教育効果大きい」と
35人学級について石原教育長は、「子どもと向き合う時間が増え、子どもの学習の進み具合にあった指導ができる。教材研究の時間が増え、きめ細かな教育ができる」と35人学級を評価。来年度4年生への拡大を明らかにしました。
35人学級は現在、愛知県が小学校1・2年生と中学1年生で実施していますが、知立市は独自に小学校3年生で実施。初年度の今年は2クラス増(来迎寺小・猿渡小)のため、市が独自に教員2名を採用して対応しています。来年度3・4年生で実施すれば、4人の市の独自教員が必要となります。
30〜35学級の計画案 文部科学省が決める
文部科学省は8月27日、2011年度から8年間で、公立小中学校の1学年の児童・生徒数の上限を、現行の40人から30〜35人に引き下げる計画案を決定しました。
計画が認められれば、1980年以来30年ぶりに学級編成の標準が改善されることになります。
文部科学省は8月27日、2011年度から8年間で、公立小中学校の1学年の児童・生徒数の上限を、現行の40人から30〜35人に引き下げる計画案を決定しました。
計画が認められれば、1980年以来30年ぶりに学級編成の標準が改善されることになります。