市政の動き−議会報告
【10.10.15】改選後、初の9月定例会 住民の願い受けとめ全力で公約実現にがんばる日本共産党
《ワクチン補助》子宮けいがん・ヒブワクチン 11年度〜半額助成実施へ
20〜30代の女性で増加している子宮けいがん。日本共産党は、予防効果の高いワクチン接種への助成を提案。10〜14歳で接種するのが望ましく、公費助成への期待が高まっています。市は11年度から中1女子を対象に実施を表明しました。国の予防事業予算化の動向も注目されます。
また、ヒブによる細菌性髄膜炎(乳幼児が感染)を予防するヒブワクチン接種への助成も提案。この病気の感染者の5%が死亡し、25%が難聴等の後遺症が残る怖い病気です。市は、ワクチン接種費用の半額を11年度から助成することを明らかにしました。
《35人学級》 市独自に11年度で小学校4年生でも実施
知立市は、今年4月から小学校3年生で市独自に35人学級実施し、「教育的効果が大きい」(教育長)ことから、11年度に小学4年生まで拡大すると表明。来年度3年生で知小・猿渡小、4年生で来迎寺小、猿渡小の各2クラスで4人の市採用教員を配置します。9月市議会で日本共産党の提案に答えたものです。
《市営住宅》 高齢者向け30戸建設 12年4月入居へ
(仮称)高場市営住宅(山屋敷町公民館西側)建設にむけ造成工事の最中ですが、早ければ12月、遅くても翌年1月には建設に着手。 市初の高齢者向け住宅として建設されるもので、エレベーター設置の5階建て30戸(全室2DK)。各部屋のドアに引き戸を採用するなど高齢者に優しい仕様となっています。入居開始は12年4月からです
《ミニバス》1台増車・コース改善へ
ミニバス・パープルコース改善にむけ、現在の4台に加え、来年10月に1台増車で対応することになりました。
《23号線高架下利用へ》
国道23号及び衣浦豊田道路の高架下8ヶ所を多目的広場などに活用。今年度から3年間で整備する方針。
《竜北中周囲の排水路管路化へ》
竜北中学校周囲の排水路を管路化し、歩道・道路の整備計画を14年度から実施する方針。
《中央保育園》 廃園計画の撤回を=議会から異論相次ぐ=
市立中央保育園を2012年度末に廃園にする市の計画に、議会から廃園撤回の声があがりました。日本共産党は、「廃園には議会の3分の2以上の同意」(地方自治法)が必要と指摘。来年度の入園受付は「3年後の廃園を前提に募集したい」とのやり方を厳しく批判しました。市は、「議会や市民の理解を得ておらず、廃園計画を延期する」と答弁しました。