市政の動き−議会報告
【10.11.02】中央保育園廃止計画 知立市の「住民説明会」で「廃止反対」の声!続々
知立市の保育園は多くない廃止計画撤回を! 日本共産党主張
知立市保育園整備計画では、知立市は保育園が多すぎるとして建替え時に廃止及び統廃合をもりこむ計画となっています。中央保育園は廃止第1号で、13年度で廃園する計画でしたが、日本共産党は9月議会、「市民合意も議会の同意もなく進めることは問題」と追及、市はそれを認め延期を表明。その後、保育園、関係地域で説明会を開催し、14年度廃止を打ち出しました。日本共産党は、待機児童の実態からみて保育園は多くないと撤回を要求しています。
先走った「廃止計画」!市の焦り みえみえ!
市は、当初の廃園計画のシナリオが崩れたことで、急きょ説明会を開催(右表)しましたが、各説明会では参加したお母さん達から非難の声が続出しました。「 計画を立てる前になぜもっと父母や地元の意見・希望を聞かなかったのか」と詰問され、市は苦しい答弁に終始しました。
当初、市は丁寧な説明をすれば理解してもらえると甘く考えていたようですが、全く住民無視の計画、事務的な説明に参加者の怒りが沸騰しました。
市は保護者の切実な声に応えるべきである
中央保育園に対する保護者のみなさんに共通する思いは、小規模園ならではの「やさしく温かい雰囲気」や「先生たちの丁寧な対応」「障がい児にとって小規模園は何よりだった」と感謝し「こんな素敵な保育園をなくさないで欲しい」という切実な願いです。
また「保護者無視の計画には従えない」「子育てに経営効率を最優先では納得できない」等々、厳しい声をあげました。市は、これらの声に真摯に耳を傾け、安易な廃園計画を撤回すべきです。
廃止するには議員の2/3の同意が必要!
保育園を廃止するには議会の3分の2以上の同意が必要(地方自治法)であり、現に議会でも異論が続出、市はこの重みを認識し、拙速な廃止計画を戒めるべきです。