市政の動き−議会報告

【10.11.17】住宅のリフォーム助成!地域の経済効果は抜群!!《愛知県内で初》蒲郡市が10月からスタート

地元業者は「タイムリーでいい制度だ」と絶賛!知立市でも早期実施を!日本共産党が提案

   愛知県蒲郡市で県内初の「住宅リフォーム助成制度」が10月から実施され、申請や問い合わせが殺到しています「地域の経済対策として即効性がある」と大評判です。住宅リフォーム助成制度は全国ですでに170自治体が実施しており、日本共産党知立市議団は、「知立市でも早期実施」を提案しています。

1ヶ月で91件の申請!

 蒲郡市の「住宅リフォーム促進事業補助金」事業は予算総額2000万円。市民が市内業者を使って住宅をリフォームすると、工事代金の10%(上限20万円)が助成されます。先着順で受付け、助成総額が2000万円に達した段階で締め切りとなります。
 11月8日時点で相談件数は窓口238件、電話206件。申請数は91件で、助成額は978万3000円です。全体工事額は1億5200万円になり、地域への経済効果は助成額の15倍を超えています。市の担当者は、「ついでに別の部分も改修する人が少なくないので、全体の経済効果はもっと大きいのでは」と話しています。

秋田県は今年3月から実施

 秋田県では今年の3月、県レベルでは初めて「住宅リフォーム助成制度」を実施。毎月2千件近い申し込みがあり9月末には1万戸を突破しました。県は「厳しい経済情勢のなか、新築よりリフォームを選択する世帯が多い」として、補正増額し21億円の助成金を確保。来年3月までに1万5千戸の利用を見込んでいます。

ポイントは地元業者の活性化!

 「住宅リフォーム助成制度」は、地元業者に発注することを条件にしているのがミソ。市内の住宅業者は、「昔と違って新築は近所の大工ではなく、市外の大手ハウスメーカーに依頼。下請けもほとんど市外の専属業者が請け負うため、地元にお金が落ちないのが現状である。沈滞したこの時代にこの住宅リフォーム制度はタイムリーな制度だ」と高く評価しています。
 知立市は先進市の取り組みに学んで早急に実施すべきです。

蒲郡市の「住宅リフォーム」 助成の概要

 蒲郡市議会では日本共産党議員の「住宅リフォーム助成」の提案に、市長は「即効性のあるよい提案だ」と即答。さっそく10月から実施しました。
例えば こんなときに利用できます 。
 屋根、外壁の修理、畳替え、ドア・建具の交換工事、手すり、床・扉のバリアフリー化、浴室、洗面台の改修、カーペットの敷きこみ、システムキッチンなど。  

《お詫びして訂正します》

 前回の市政報告にて「市営住宅落札業者・(株)近藤工務店」は間違いで正しくは「(株)伊藤工務店刈谷支店」でした。謹んでお詫びとともに訂正します。

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