市政の動き−議会報告

【11.01.19】前回の選挙投票所にて入り口での「スリッパへの履きかえ、困った!」投票しやすく改善・整備を要求

「高齢者・障がい者へ優しい配慮を」と日本共産党が市民の声を届け提案

 選挙権は基本的権利で、選挙は最も重要な政治参加の機会であり、民主主義の根幹をなすものです。投票所のあり方もそれに沿って、投票における選挙人の利便性を図るための創意工夫が求められます。先の市会議員選挙の後、ある高齢者から苦情が寄せられました。「投票所へ行ったら、スリッパに履きかえてと言われ、足の悪い私は本当に苦労した」と。これは選挙人の利便性に反するもの、日本共産党はさっそく改善を提案しました。

バリアフリーは投票しやすい環境がポイント!

    有権者の皆さんが投票しやすい環境整備として、期日前投票や投票時間の延長が進められてきました。さらに大切なのが、投票所の環境整備です。すなわち投票所そのものの「身近さ」、「バリアフリー」が確保されているかどうかです。その点で、先述の高齢者からの苦情はバリアフリーに反しており、市がどのように対応するのか問われています。
左の表にみられるように、各種選挙の投票率は低迷しています。投票しやすい環境整備はそのためにも、大切な課題です。

『スリッパ履きかえ投票所』は3ヵ所。理由は「床が汚れる」と。

   知立市の投票所は15ヶ所。そのうち「スリッパ履きかえ投票所」は3ヵ所、南児童センター、花山児童センター、来迎寺保育園です。「足が悪く、杖をついて出かけたら、入り口でスリッパに履き替えるよう言われ、腰掛ける椅子もあるわけでもなく、本当に苦労した」という訴えは深刻に受止めなければなりません。
 3ヵ所の施設は小さな子どもたちが利用する施設、砂で汚されるのが困ると言うもの。事情は分かりますが・・・。

知事選挙には改善すると表明。

   市選管は、2月6日の知事選挙には「履きかえなし投票できるようにする」と表明。施設側と話し合い、施設への配慮をしつつ、「高齢者、障がい者が安心して投票できるようにする」と話しています。

投票所の変更

◎新 地 公 民 館 ⇒ 中 山 公民館
「工事のため」というが事前の調整不足は明らか
2月6日の愛知県知事選挙投票日が目前に迫っていますが、2投票所が変更されます。新地公民館が中山公民館に変更される理由は、「工事中で新地公民館が利用できない」(市選管)というもの。町内公民館の工事は市の補助事業、知事選までに工事完了するように配慮するのが当然です。町内公民館の担当者は「知事選を意識していなかった」と。ここでも有権者への配慮不足が明らかです。市に反省を促しておきたい。
◎上重原西保育園 ⇒ 上重原公民館
上重原投票区は前回、区の夏祭り日程と重なり、利用できなかった上重原公民館へ戻るものです。
 

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