市政の動き−議会報告

【11.02.03】こんなに家計が厳しいのに!林市長が1世帯約1万2000円以上国民健康保険税引き上げ!表明

3月議会で提案することを各派代表者会議で報告

   知立市は、2月1日開催の知立市議会各派代表会議の席上、3月市議会に「国民健康保険税の値上げを提案する」と報告しました。値上げ内容は、医療分、後期高齢者支援金分、介護納付金をそれぞれ値上げ(左表参照)し、1世帯平均で1万2130円もの負担増を強いるものとなっています。
日本共産党は、被保険者の立場で値上げ撤回を要求します。

国民健康保険税の財源不足は3億1800万円

 市は国民健康保険会計の11年度予算編成に際し、見込まれる医療給付額等に対する国民健康保険税などの財源を試算した結果、3億1800万円ほど不足するとしています。市は(上表)の内容で国保税を値上し、8700万円の税収増を図るとともに一般会計からの繰入により、国保財政の均衡を図るとしています。

不況・雇用不安で深刻な税収減に!

 国民健康保険会計の財源不足は、長引く不況・雇用不安で被保険者の収入の減少等で国民健康保険税が大幅に減収したことが要因。10年度は前年度比で2億2000万円もの減収になっています。

被保険者の立場で値上げ撤回を要求!

   国民健康保険税は、国庫負担金及び県補助金の大幅削減が原因で値上がりしてきました。市は、国・県に増額を強力に働きかけることが必要です。同時に知立市の保険税(9万9244円)が県下1人当たり平均保険税(35市)9万5384円(09年度当初予算)よりも高い実態を直視し、値上げを撤回すべきです。地方自治体の仕事は市民の暮らしを守ることが第一です。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
二次元バーコード
RSSフィード(更新情報)