市政の動き−議会報告

【11.02.10】ご存知ですか?地上デジタル放送移行で電波障害対策は終了になります。

新幹線、国道419高架道路、市役所、高層マンションなど

 地上アナログ放送は、本年7月24日で終了します。すでに9割の家庭では地上デジタル放送への対応が完了しているといわれていますが、みなさんのご家庭はいかがでしょうか。意外と知られていないのが、電波障害の補償で共聴アンテナやケーブルテレビ回線に接続されているケースです。総務省の調査結果では、現在発生している電波障害は、地上デジタル放送で解消される見込みです。従って、電波障害の補償は7月24日で終了することになり、各自の対応が求められます。

アンテナを設置か、ケーブルテレビと契約か

   知立市の公共施設による電波障害の実態と補償内容は(表1)の通りです。知立市の場合、ケーブルテレビ回線に接続することによって電波障害を解消しています。工事費並びに使用料は知立市が契約時に一括で負担しています。7月24日以降は自らデジタル対応アンテナを設置するかケーブルテレビと契約するかの選択となります。
市内には、公共施設のほか高層マンションや大型量販店などによる電波障害の補償があり、7月24日を境に同様の対応が必要となります。
 知立市の担当者は、引き続きキャッチに加入する場合、「アナログ放送終了後も2年間は移行期間として無料でケーブルテレビ回線の接続を継続し、その後使用料の支払いが発生する」と説明しています

要注意!!法外に高い売り込み

「3万円程度で設置可能」
 7月24日まで半年、テレビや新聞で盛んに地デジ対策キャンペーンをしています。そんな人々の気持ちに付け込んで、法外に高い値段でデジタル対応のアンテナを売り込む業者が横行しているといわれています。
「地上デジタルアンテナの設置で7万円支払った」などの声も聞かれます。まちの電気屋さんの話では、「建物の環境や周辺の状況によってバラつきがあるが」と断った上で、「ごく普通の場合にはアンテナ代と設置費を含め3万円程度で可能」としています。あせらず慎重な対応が必要ですネ。近くの電気屋さんにご相談を。

アンテナ、チューナーの無料設置-受信料免除者の皆さん、ぜひ申請を!

 NHKの放送受信料全額免除世帯は、本人申請によって地デジ対応が無料で実施できます。また、今年の4月からは、市民税非課税世帯に対して、簡易なチューナー1台を無償で給付する制度もスタートします。国の一方的変更で地デジ難民をつくってはなりません。

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