市政の動き−議会報告

【11.03.07】ミニバス改善!バス3台(新規1台、更新2台)購入、5台5コース運行を予算化!

10月から知立団地路線を新設 住民の切実な願い実現へ

   日本共産党は住民の「もっと便利で乗りやすいミニバスに」との願いを受け、粘り強く見直しを提案してきました。市は、「市民の生活パターンに応じた移動手段の確保のためコース、ダイヤ等改正する」と、3月議会にバス3台(新規1台、更新2台)の購入費及び5コース運行(10月から)経費として1億1千万円を予算計上しました。

パープルコースから知立団地コースが独立!

 今回の見直しの中心は、パープルコースを二つに分け、知立団地コースを独立させ、団地と知立駅を往復するコースを新設したことです。知立団地の利用者から出ていた「往きはよいよい帰りはこわい」との問題は解決します。住民から多くの署名が市長に提出され、また公共交通会議への熱心な傍聴、さらに積極的な提言などが反映されたものです。住民からは「ミニバスをおおいに利用しよう」と声が上がっています。

新規バス購入に国庫補助1300万円

 開会中の3月議会にはバス購入の予算が提案され、国庫補助1300万円が計上されました。ただし、国庫補助は新規路線のバスが条件で、知立団地と知立駅を往復するバス1台のみが補助対象です。グリーンコース、ブルーコースのバスも10年経過したため買い換えますが、この2台のバスは市単独の購入となります。
 ちなみにグリーンコースは小型ステップワゴン車(乗客定員36人)、 他の2台はノンステップワゴン車(乗客定員35人)の予定です。「前向きで座りやすいバスの座席を」など審議が行われ、いずれも前向き座席となりますが、座席数が今より少なくなる(立席が多くなる)のが難点です。
 新規バス運行は今年秋(10月)からです。バス購入、運行会社の選定、バス停設置、新ダイヤ、コース表配布など、急ピッチの準備が期待されます。

敬老事業委託料の予算復活!1,014千円 ⇒ 2,162千円

【日本共産党の提案実る】
市の敬老事業は老人クラブに委託し、実施されています。ところが、22年度は一方的に予算を半減したため、通常事業ができないと批判の声があがりました。市は老人クラブ加入者の数をもとに予算化したと説明しましたが、日本共産党は「敬老事業は未加入者も対象に実施している実態から問題である」と追及、市は見直しを約束していたもの。11年度の予算で復活計上されました。
【老人クラブ補助金も増額へ】
老人クラブ補助金は 386万9千円と約50万円増の予算計上。単位クラブへの補助金を従来の定額4万4400円に、50人を超えた人数に1人年500円加算されます。

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