市政の動き−議会報告
【11.03.11】《臭う トイレ》知立小、東小、12年度改修へ!各階に1つは洋式トイレ設置へ!
洋式トイレ設置率26・6%、日本共産党は早期改修を要求!
知立市は現在開会中の3月定例会に、市内の全小中学校(10校)の教室に扇風機を設置し、トイレを洋式化する予算を計上。さらに臭うトイレの改修計画の一端を明らかにしました。これは昨年12月議会での日本共産党の提案を具体化するもので貴重な前進です。また、築後40〜50年経過する市内小中学校について、「10数年後には建替え及び大規模改修が必要」として、整備計画策定に着手する姿勢を明らかにしました。
まず教室に扇風機!次にトイレ改修!
知立市教育委員会は、10年度の国の補正予算を活用し、市内7小学校147教室(普通教室・特別支援教室)に扇風機設置予算2428万円を計上。11年度当初予算では、中学校の教室扇風機1023万1千円を予算化しました。
また、問題になっているトイレの改修は、古くて臭うトイレの対策として教育部長は、「12年度で知立小、東小の順で整備したい」と表明しました。 トイレの洋式化では、「校舎各階のトイレに一つは洋式を設置したい」として、年度ごとの整備計画(表1)を明らかにしました。新設校舎などに設置されているドライ個室トイレは、「大規模改修時などに設置したい」と表明しました。
「子ども読書推進計画」策定。まもなく公表
日本共産党市議団は、昨年3月市議会で、「子ども読書推進計画」の策定を提案しましたが、その後の対応を質しました。教育部長は、「読書は人生を豊かにし、生きる力を培う」として、「パブリックコメント後の4月末には市の子ども読書推進計画を策定できる」と答弁しました。
児童センター建設計画は大丈夫か!対象:八ツ田小、猿渡小学区
3月市議会にて、市は「前向きに取り組む」というが・・・
子どもたちの発達の場である児童センターは、各小学校区ごとに7か所を整備する目標(知立市子どもプラン)です。市内には現在5施設があり、同プランでは八ツ田小及び猿渡小学区で平成26年度の整備を明らかにしています。しかし、市の実施計画(平成23〜25年度)では、建設は具体化されていません。日本共産党は「計画倒れだ」と市の姿勢を質しました。担当部長は、「目標に向ってとりくんでいる最中」と繰り返す答弁に終始しました。
〔訂正〕
かきつばた3月6日号(No1577)中、11年度の小学校1年生の少人数実施校を猿渡小を来迎寺小に訂正します。