市政の動き−議会報告

【11.04.01】3月議会にて!【中央保育園廃止条例】可決!保護者の願い、バッサリ切りすて

"廃止反対"貫いた日本共産党!林市長は「住民説明会」に1度も出席せず!

  3月市議会最終日、注目されていた中央保育園廃止条例が賛成16、反対6で可決され、昭和44年4月開園の当保育園が平成26年3月末で閉園されることに。老朽化に伴う建替えやリニューアルがすすむ中、「知立は保育園が多すぎる」「近年のニーズに応えていない小規模園」を理由に廃止を強行しました。父母の皆さんからは反対の声が強く、739名の反対署名が市長に提出されていました。

6議員が廃止に反対!

   重要な公の施設の廃止は、地方自治法244条の2で、議会の3分の2以上の同意が必要と決めています。中央保育園の廃止条例を可決するには15人以上の同意が必要です。
3月25日、3月議会本会議の採決においては、賛成16、反対6で可決されました。廃止に反対したのは日本共産党の4議員と市政会からその日の朝、脱会した永井真人、久田義章の両議員です。

「苦渋の選択」と廃止に賛成!(市政会、政策研究会など)

 市政会や知立政策研究会などは、市の提案を追認。「苦渋の選択」と弁解しながら廃止に賛成しました。また市民クラブは財政上適切な選択と述べ、公明党、一意の会は討論もなく賛成しました。 採決の後、傍聴者から怒りの声があがりました。

知立は本当に、保育所が多いのか?刈谷市では待機児の存在!

   日本共産党は廃止反対の討論で、市の廃止理由を厳しく批判しました。その1つ、知立は保育園が多すぎるという点は、右の表のように安城市と同等であり、刈谷市は少なすぎて、待機児があふれている実態を指摘。しかも、知立でも年度途中には待機児がでる実態もあります。

障がい児の受け入れ!中央保育園の役割り大!

 さらに、「ニーズに合わない」との理由は現実と違うと主張。重い障がい児も積極的に受け入れ、父母からは「思いやりの育つ園」と高い評価を得ています。 運営効率を求め規模拡大を目指す市の姿勢は、子どもの目線を忘れたものと批判しました。

発達障がい児施設早期整備は可能!

 現在、南児童センターで実施している療育事業「ひまわり」は、年間通して実施できる場所を求めています。市は中央保育園跡地に療育施設を計画したため、それぞれの保護者に対立構造を持ち込みました。日本共産党は、新南保育園建設に併せ、早期整備を求めました。

廃止反対の2市議 は、市政会を離脱、新会派を結成!

   市政会は、中央保育園廃止条例に賛成することを「党議拘束」したとされています。そのため、廃止反対の2市議は、市政会を脱会し、新会派「知立ど真ん中の会」を結成しました。知立市議会の新しい会派構成は左表のようになりました。

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