市政の動き−議会報告

【11.04.06】可燃ごみ袋!指定袋(大)56万6500枚を返品!切り欠け部分「破れやすい」との声!

業者が強度不足認め交換!3月議会で日本共産党の質問で明らかに!

 市民が日常的に使用している可燃ごみの指定袋が強度不足のため、約57万枚が業者に返品され交換されていたことが3月定例会で明らかになりました。これは市民の苦情を受けた日本共産党市議団が質したもの。担当部長は、「ごみ袋の切り欠け部分が破れやすく、調査の結果、強度不足が判明したため、在庫を交換した」と説明。「昨年11月15日納品分以降は問題ない」としています。

7社による競争入札では!

    昨年10月初旬、ごみ袋を購入した市民から、「燃えるごみ指定袋(大)の切り欠け部分が破れやすい」との苦情が市に寄せられたのが発端。市の職員が実際に調査したところ、破れやすいことを確認し、納入業者に原因解明を依頼。対策をすすめてきました。
 ごみ袋は7社による競争入札の結果、佐藤化学工業(株)が落札(表1)しました。、

落札業者の仕様内容は!

  仕様書(表2)では、素材 成分率、厚さに加え、引張強度や伸び、接着部の強度などを細かく決めています。
佐藤化学工業(株)は自ら調査した結果、切り欠け部分の切断時に、「抜き刃調整不良による仕様書外の強度不足があった」として、在庫分約57万枚を交換しました。

ごみ袋年410万枚を市が抜き取り検査へ

 知立市が契約した10年度のごみ袋(可燃・容器包装)の購入枚数は410万枚。知立市は再発防止のため、納品された指定ごみ袋の抜き取り調査を実施し、強度を確認しています。また、11年度の契約では、知立市指定袋仕様書の特記事項に新たに、「公的機関の検査結果に関わらず、納入後に不具合が判明した場合、受注者の責任において速やかに全量交換すること」を追加し、より一層明確にすると表明しています。

知立市のごみ袋代金処理費用を上乗せ

  知立市の指定ごみ袋の販売価格には、処理費用が上乗せされています。可燃・容器包装(大)各1枚13円、可燃・容器包装(小)各1枚10円ですが、購入原価の約3倍の価格設定になっています。それだけに、丈夫で使いやすいごみ袋であることを望みたい。

事故防止対策の有効策として道路を色分け!

  愛知屋仏壇店前、弘法通り三差路
市内弘栄2丁目地内・愛知屋仏壇店前の弘法通り変則交差点(三差路)で、道路がカラー化されました。旧弘法通りの北進車両用道路をカラー舗装(茶色)することで、変則三差路進入車両の誘導をスムーズにするもの。関係住民から設置の要望が寄せられていました。

〈お詫と訂正〉

「かきつばた」1581号(11年4月3日付)の知立市議会の会派について、「市民クラブ2名」→「3名」に訂正します。

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