市政の動き−議会報告
【11.04.07】【東海,東南海地震】震度6弱の想定でよいのか?市防災計画見直し必要!
計画の被害想定は死者10名!東海、東南海、南海地震連動の可能性も!
マグニチュード9・0と日本の歴史上最大規模の東日本大震災は大津波や福島原発事故など、未曾有の被害をもたらしました。市民の皆さんから義援金が寄せられ、「市の防災計画は大丈夫か」と不安の声があがっています。02年4月、市は東海地震の対策強化地域に、また東南海、南海地震の対策推進地域に指定され、防災計画を修正してきましたが、改めて、その総点検と見直しが強く求められています。
市域9割が〔震度6弱〕との想定でよいのか?
東日本大震災によって、原発の安全神話も崩壊しました。周期的に襲う東海、東南海地震(左の表)の震源は浜岡原発の真下であり、福島原発被害を超えるとも言われています。「想定外だった」では許されません。防災計画を前提から見直すことが必要です。
【原発事故】活断層直上の浜岡原発は停止を!原子力行政とエネルギー政策の転換が必要!
大変な問題になっている福島原発事故。日本共産党は、何年も前から危険を指摘し、対応策を求めてきました。原発事故はまさに人災です。名古屋から百数十キロにある浜岡原発は東海地震予想震源地のど真ん中。危険そのものです。
日本共産党愛知県委員会は3月15日、県と中電にただちに浜岡原発の総点検と運転停止を申し入れました。 また、原発依存から自然エネルギーへの抜本的な転換を提案。推進部門と独立した原子力の規制機関の設置は急務です。