市政の動き−議会報告
【11.05.02】原子力発電依存・推進から自然 エネルギーへの転換を!
【太陽光発電】東小・西小で今年度設置!補助金の増額も!
福島第一原発事故は、依然として収束の見通しが立っておらず予断を許さない状況が続いています。日本共産党は、既存の原子力発電所の総点検と安全対策を要求するとともに、特に東海地震の震源域の真上にある浜岡原発(静岡県御前崎)の即時停止及び今後建設予定の14基の原発の中止を求めています。日本共産党は、自然エネルギーへの本格的転換のため、知立市でも太陽光発電等の普及、補助金の増額など施策の拡充を求めています。
全ての公共施設へ太陽光発電の設置を!
市は今年度、東小学校と西小学校に太陽光発電システムを設置するため、1365万円を予算化しました。校舎屋上に3kwの太陽光モジュールを設置し、発電した電力を教室等で使用するとともに環境教育に活用します。
市の公共施設への太陽光発電システムは、すでに設置済みの来迎寺小学校、新学校給食センターとあわせ4施設となりますが、全ての公共施設への設置計画を策定し、推進すべきです。
太陽光発電補助額:碧南市4・5万円を7万円に増額!
碧南市は今年度、住宅用太陽光発電設置補助金を大幅に引き上げ、1kw当り4・5万円を7万円に増額(上限4kw)。最大28万円の補助制度(表①)にしました。
知立市の補助額は、1kw当り4万円(上限4kw)で最大16万円。大幅な増額が求められています。
国の責任は重大:11年度補助金を削減!
自然エネルギーへの転換は本来国の責任です。しかし、政府は11年度で太陽光発電への補助を削減。1kw当り7万円(上限10kw)を4・8万円に引き下げました。
愛知県も消極的で1kwたったの5千円(上限4kw)。太陽光発電への住民の関心は高く、10年度で市内161件が補助を受けており(表②)、国県補助金の拡大が必要です。
《こえ》 くじら公園(割目川緑地)に手洗い設置!時計設置も!
新林町新池地域の通称「くじら公園」は、割目川の右岸堤防を利用した小さな広場。大きなくじらの背中が砂場になっており、小さな子ども達に人気です。
「砂場があっても手洗いの水道がない」「時計も欲しい」と利用者から要望が。
今年3月に手洗いが設置され、利用者に喜ばれています。時計も早く設置して欲しいものです。