市政の動き−議会報告
【11.05.12】いつ完成するのか!牛田町20号線と 国道1号線の交差点改良!・・・国との協議・調整の難航で遅れ。
渋滞解消に大きな期待・・・今年2月完成予定が→今秋に!なぜ?
牛田町方面から国道1号線と南北に交差する牛田町20号線。知立団地入り口交差点の豊臣機工側は、大型右折車輌が多いのに右折帯がなく、朝夕は激しい渋滞です。「何とかして」の声に、市は07年度右折帯設置工事に着手。議会では、11年2月完成を表明していましたが、今も工事中の状態で疑問の声があがっています。
交差点までの拡幅工事は完了しているのに!
日本共産党は、牛田町20号線の交差点渋滞を解消するため、右折帯設置を議会で提案。市は、「牛田町20号線交差点改良事業」として具体化し、07年度から工事に着手しました。全長190メートルの道路拡幅(用地買収・移転補償)、右折帯設置工事で総事業費約七千万円を予算化。「11年2月完成」を表明してきました。しかし、拡幅工事は完了したものの、ガードレールが従前の道路位置に置かれ(写真)、必要な電柱移転も行われていません。
拡幅された道路車線の中に残る電柱!
なぜその工事が止まったままになっているのでしょうか。
国道との交差点改良工事であるため、国交省との詳細な協議が必要なのは当然です。市は、「そのための協議・調整に時間がかかっている」と説明しています。 電柱移転について国交省は、本来なら電柱の地中化、もしくは電柱の民有地内設置が適切と主張。電柱設置位置をめぐって、市と国交省の調整が難航しました。市は「電柱移転に時間がかかったことが遅れの原因」と説明しています。
今秋には、やっと完成か?
国との調整の結果、知立市が当初から計画していた交差点の歩道内に電柱を設置することで合意の見通しがつきました。
今後、協定書を交わし、設計、工事発注とすすむ予定です。担当者は工事完了の時期について、「現時点では、今秋としか言えない」と慎重な姿勢です。
国と地方の協議、調整は必要ですが、国が現状を理解せず無理難題を押し付けても、地方は困ります。しかも、結果として工事完了が、半年も遅れたことは重大な問題です。工事遅延について、住民に十分な説明責任を果たすことは最少限度の行政責任です。
◎今年のかきつばたの花は!◎かきつばた園北側にスロープの入り口!
一昨年の〔かきつば〕たは病気が蔓延したとのことで、「まるで田植え時期の田んぼ」と言われるほど。その後、土や株の入れ替えなど保存会の尽力で、今年の株には元気がよみがえり、花も少しまばらながら、きれいに咲きました。
園の北側にはスロープの入り口ができ、開放されています。障がい者も安心です。しかし、「もっとPRすべき」の声も。