市政の動き−議会報告

【11.05.19】【知立市議会】議会の改革、活性化めざし「特別委」が本格的議論へ!

市民に開かれた市議会めざし機能強化、定数・報酬も検討!

 知立市議会の〔議会改革特別委員会〕は、昨年12月発足以来6回の委員会を開催。改革すべき検討課題を精査し、今後は項目ごとに本格的議論に着手する段階です。5月13日には、議会改革全国ナンバーワン(読売新聞社調査)である京丹後市議会の大同衛議員を講師に招き、先進事例を学びました。京丹後市では、平成18年9月から1年3か月にわたる議論を通じ、「議会基本条例」を制定し、〔開かれた議会〕〔わかりやすい議会〕など議会活性化にとりくみ実績をあげています。

〔議会基本条例〕制定で全会派が一致!

 議会改革特別委員会は、全会派から選出された12名の委員で構成されています。委員会では、議会の使命と役割、市民と議会の関係、議会は市民の期待に応えているのかなど、議会そのもののあり方について自由闊達に討議。その結果、市民から直接選ばれた議員と市長がその特性を生かし、互いにけん制し、協力する〔二元代表制〕を尊重することで一致。市議会のあり方を定める議会基本条例を制定することで合意しました

6つの検討課題に整理

特別委員会で提唱された、具体的検討内容を6項目に整理しました。
(1)議会の役割と任務、
(2)議員定数、報酬、政務調査費、
(3)議員の政治倫理、
(4)市民に開かれたわかりやすい議会、
(5)議会の活性化、
(6)議会の機能強化

インターネットの中継!

「議員は何をしているのかよくわからない」、「忙しくて議会傍聴などできない」―市民に開かれた議会は重要です。特別委員会では、市議会のインターネットライブ中継、録画配信や委員会議事録の掲載などインターネットの活用が検討課題になっています。

議会主催の議会報告会!

市議会主催の議会報告会も注目されています。議会報告を個々の議員任せにせず、議会の責任で行うもので、審議内容の報告と市民の声を聞く大事な機会となります。

議員相互の自由討論!

  「議員はまじめに審議しているのか」、「なんでも賛成の議員では困る」―市民の関心は高まっています。 京丹後市議会では、議員相互の自由討論を採用し、審議を深めています。また、一般質問では市長の「反問権」を認めています。

議会の議決事項の拡大!

地方自治法第96条第2項では、条例、予算など議会の議決事項を定めています。総合計画や都市計画マスタープランなど、市政全般にわたる重要な計画等は議決に加えるべきです。議会と市長等執行機関が共に市民に対する責任を負いながら、計画的かつ市民の視点に立って市政運営すべきです。

定数・報酬・政務調査費について

 議員そのものあり方も重要な検討課題です。現在の知立市議会の定数は23人。報酬月額は40万1千円、政務調査費は一人年間18万円、支出には1円から領収書が必要。

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