市政の動き−議会報告

【11.06.27】《急増する精神疾患!》現在3大疾患に迫る!相談活動の拡充、訪問活動も!

《大腸がん検診》 無料化に国庫補助!日本共産党は集団検診の充実化も要請!

 自殺者は年間12年連続、3万人を超えていますが、背景には「こころの健康」の問題があります。日本共産党は6月議会、精神疾患の実態把握と今後の積極的対策を質しました。また、大腸がんの早期発見のため検診の重要性が叫ばれ、国は新たな補助制度を制定。9月から40〜60歳(5歳きざみ)を対象に大腸がん無料検診を実施します。最近低迷している受診率がどこまで向上するのか注目されます。

増える精神疾患!孤立化進み深刻!

   精神疾患は誰にでも起こりうる病気です。失業、貧困、孤立、対人関係のつまずきなどもきっかけとなり、昨今の社会情勢を映し出す結果です。初期は「疲れ」「怠け」「性格の問題」とか本人も周囲も状況把握がむつかしく、そのため早期発見、対応が遅れます。病気という意識が薄いために相談、受診のないまま病状を悪化させる例も多く、 家族の重い負担、孤立化が進みます。 一方、入院した場合、入院日数が極端に長いことが特徴です。全国平均313日、4割が5年以上、いわゆる「社会的入院」です。

研修会開催の検討を!

 これほど多数の人が悩んでいるのに、精神疾患がどういうものかをほとんど学校教育では取り上げていません(教育長)。日本共産党は、理解を深めるため、授業での採用や幅広い研修会、講座の開催を求めました。

訪問相談、診療訪問の実施を!

   病院に来ることさえできない人、
退院後が不安な人、家族もふくめて幅広く相談できる制度が、「アウトリーチ」といわれ、今注目を集めています。知立市でもぜひ前向きに検討することを求めました。

《大腸がん》40 45 50 55 60歳(ポイント年齢)の方対象に、9月から!

  大腸がん罹患者は年間十万人。死亡者数は4万人で肺がん、胃がんについで第3位。早期であればほぼ完治するといわれています。6月議会、40歳〜60歳で5歳きざみ年齢で無料検診を実施する予算が計上され、9月から実施されます。8月16日の広報掲載後、無料クーポン券・検診手帳が送付されます。受診率20%めざします。
 日本共産党は特定検診・がん検診の同時受診が可能な集団検診の拡充を求めました。左表のとおり集団検診から個別検診に変わった平成20年度を境に受診率が激減しています。  

弁護士による無料法律相談

◎ 毎週土曜日:午前10〜12時(1人30分まで)
◎ 場所:日本共産党知立事務所
◎ お申し込みは市会議員まで  

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