市政の動き−議会報告

【11.07.15】《介護の充実》地域密着型小規模特養ホーム「富士会」が施工、8月〜工事着工

第4期介護計画の中心施設 来年3月[牛田町]に開所予定

  7月1日現在、知立の高齢化率は16%強(全国平均23%)で、介護施設の入所待機者は増えています。第4期介護計画に沿って、11年度中に建設予定の小規模特養ホームには、期待が集まっていました。12月議会でいったん計画が白紙になり、心配されていましたが、用地確保が可能になり、計画が復活、年度末に開所できる見通しとなりました。

途中困難もあったが23年度中の開所にメド!

   地域密着型小規模特別養護老人ホームは、知立市牛田町コネハサマ34番地1に建設されます。定員29人で、3ユニットから構成され、入所は知立市民の方が対象。通常の特養ホームと同様に、入浴、排泄、食事等の介護、機能訓練、健康管理及び、療養上のサービス等がうけられます。

増加する待機者!期待集まる新施設!

   高齢化の影響は、本人の問題のみならず、介護をになう家族の負担も深刻です。ともすると、本人と家族が孤立化したり、介護のために退職するなど貧困化も考えられます。そのように在宅介護にも限界があり、新施設ができることに市民の期待は高まっています。

第5期介護保険計画は、市民のニーズ大切に

   知立市は12年度から3ヵ年の第5次介護計画策定に取り組んでいます。計画は「介護保険改正法」を基に策定されますが多くの問題を含んでいます。とくに「要支援」と認定された「軽度者」への介護サービスは、「市町村の判断」で介護保険から除くこともできるとし、地域間で、サービスの格差が生まれることが懸念されます。また24時間対応の巡回型訪問介護・看護サービスが創設されますが、職員の待遇改善の遅れから人材不足は続き、介護職員による医療行為の解禁など、問題を残したままです。第5期介護計画は、市民の立場で、策定すべきです。

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