市政の動き−議会報告
【11.08.26】えっ！トヨタの全工場、９月は木曜も出勤！日曜の保育料、無料の継続を！〔日本共産党〕
《ひどい！》10月〜来年３月の16日間『振り替え土曜出勤』押し付け！
自動車工業会が夏場の節電を名目に７〜９月、土曜・日曜を出勤日にして、木曜・金曜を休日にしていますが、トヨタ自動車は、９月の木曜日も新たに出勤日としました。関連会社を含め、何十万もの社員と家族、地域が影響を受けるだけに、「節電を名目にした会社の身勝手では」と批判の声があがっています。知立市は木曜・金曜など、週２日休園を条件に日曜の保育料を無料にしていますが、木曜出勤者の扱いに苦慮しています。
《日曜保育》保育園３２０名、学童保育１８７名
知立市では左表のように、保育園は「なかよし」と「上重原」で、学童保育は「猿渡クラブ」と「西クラブ」で、日曜開設。利用した児童数は、保育園で３２０名、学童保育１８７名。当初の希望アンケート結果に比べ、半分程度。「場所が家から遠い」「早い出勤になるうえ、お弁当の用意が大変」など、実際には「夫婦のどちらかが休んだ」「祖父母のうちへ預けた」という方もあります。
知立市は振り替え登園なら、保育料は無料だが
日本共産党は、先の６月議会で自工会の突然の操業日変更について「子どもの保育」に困った家族に対し、日曜保育の拡大など積極的な対応を求めました。知立市は休日保育料を、一日１６００円としていますが、「２日振り替え登園」の場合、保育料を無料と決定。ところが、９月からの木曜出勤の方針について、「２日振り替え」の条件が崩れるため、行政担当者も困惑。「企業の都合で人をもののように扱う」と労働者からも怒りの声が寄せられています。
「今回限りにして」市民、行政担当者の声！
企業からの休日変更の情報も遅く、対応に振り回されたのは行政当局。知立市は「９月の保育料をどうするか頭がいたい」と困惑しています。日本共産党は、子育ての視点から、無料の継続を要求しています。
今年は、夏の行事にも支障が出ました。親子・地域の絆を壊す土曜・日曜出勤は問題です。さらにトヨタは、震災休業分を取り返すとし、土曜日の振り替え出勤を10月〜３月までに16日実施。「こんなことは今回限りにして！」との声が広がっています。
こえ！もうすぐ防災の日、実のある防災訓練に！
市の防災訓練が９月４日８時半から行われます。町内で公園などに集合し、役割分担に応じた訓練や無線連絡の訓練をし、学校の校庭に移動。消防職員の指導のもと、消火器の取り扱いや三角巾の使い方など取り組みますが、緊張感に欠け少々マンネリ気味。東日本大震災の直後だけに、緊張感のある、いざという時に役立つ具体的な訓練、減災のための訓練にしたいです。
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