市政の動き−議会報告
【11.09.16】《議会改革》請願・陳情提出者の趣旨説明委員会冒頭で実施〔9月議会〜〕
議員の議案ごとの賛否を公表市議会主催の「報告会」開催も!
昨年12月に発足した議会改革特別委員会は、今年の8月までに委員会を10回開催。議員の一般質問の録画をホームページで配信するなど、市民に開かれたわかりやすい議会、信頼される議会を目指して、改善にとりくんでいます。すでに実施された内容及び実施に向け合意された項目は(表1)の通りです。
二元代表制の議会の役割を確認!
議会改革委員会は委員12人、委員会の性格上すべての会派(1人会派も)で構成。日本本共産党からは中島市議(副委員長)と高橋市議が参加しています。
委員会では地方自治法が明記している地方自治体の二元代表制の特徴と地方議員の役割・任務について改めて議論を深めています。多様な民意を反映する議員が、住民と寄り添い、住民の願いを代弁するとともに、行政のチェック機能を強め、市民からより一層信頼される市議会、自治体づくりが求められています。
議会基本条例制定へ!
委員会は、議会の憲法といわれる「議会基本条例」の制定を目標に、合意した項目から次々実施することを確認。
9月市議会からは、請願・陳情提出者が委員会に出席し、直接趣旨説明をすることを制度化しました。また、議会で審議・議論された内容を直接市民に報告し、市民との率直な意見交換の場として、市議会主催の報告会を開催することも合意しました。新たな試みとして議員相互の自由討議も今後具体化することを確認。
「市民アンケート」も
さらに市民の目線で、市議会のあり方を検討するため、議会改革についての「市民アンケート」を実施します。9月に、アンケート実施要綱を具体化する計画です。みなさんのご意見をお寄せ下さい。