市政の動き−議会報告

【11.09.20】《22年度 決 算》個人市民税が大幅減!マイナス前年度比:7億4千万円(14.5%) リーマンショック後の深刻な実態!

9月市議会に提案され審議!預金をくずし、借金で対応!

 9月8日から開会された知立市議会9月定例会に、平成22年度の知立市決算認定の議案が上程されました。一般会計はリーマンショック後の厳しい景気動向の影響で、個人市民税が前年度比7億4千万円(14・5%)の大幅な減収になるなど、市税全体で5億8千万円の減収となりました。その結果、財源不足を財政調整基金4億円を取り崩して対応するなど、厳しい財政運営となっています。

〔市民税収入の決算額〕

   リーマンショックによる景気の悪化で知立市の税収は、21年度以降大幅減収が続いています(グラフ1)。法人市民税は、21年度で8億8千万減の4億円余(前年度比33%)と大きな打撃を受け、22年度も若干回復したもの5億2千万円の低水準。個人市民税は22年度で大幅減の影響を受けました。
 その結果、平成22年度は財源に余裕がなくなり、平成14年度以来8年ぶりに普通交付税の交付団体なりました。

〔財政調整基金残高決算額〕

   財政調整基金から4億円!
財源不足を補うため11年ぶりに財政調整基金を取り崩して対応。そのため、基金残高が21億円から17億円に減少(グラフ2)し、今後の財政運営に大きな障害となっています。

〔臨時財政対策債決算額〕

   財政対策債(借金)8・5億円 
更に21・22年度は、臨時財政対策債(借金)を各8億5千万円借入れ財源不足に対応(グラフ3)。平成14年度以降の臨時財源対策債の借入合計は50億円となり、今後の借金返済が重荷となります。

鉄道高架の負担削減は急務!

 24年度の税収見込みも、「好転は予測しがたく厳しい状況」(担当者)です。
知立市の鉄道高架も仮線工事に着工されます。県・市の負担割合の改善はまさに緊急課題。市長の本格的取り組みが強く求められます。

こえ!借地公園に遊具と砂場を設置!山屋敷町

   山屋敷町の富士塚ちびっ子広場にこのほど、かわいい遊具が設置(写真)されました。「広場もいいが遊具がほしかった」と利用者から喜びの声が寄せられています。

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