市政の動き−議会報告

【11.10.28】《11年 自治体 キャラバン》10月25日知立市を訪問!社会保障の拡充について要!望

  介護、福祉、医療など参加者から要望!市議会から8名の議員が同席

   毎年、愛知自治体キャラバンが社会保障の充実を求めて、県下全自治体を5コースに分けて訪問し、懇談を行っています。今年は10月25日に知立市を訪問し、午後3時15分〜4時半まで、介護、福祉、医療、教育など同キャラバンの要求アンケートの回答をもとに懇談。終了後、市議会への陳情書が提出されました。なお、日本共産党市議団をはじめ、8名の知立市議が同席しました。

 市が54項目の「要望アンケート」に回答

 愛知自治体キャラバン実行委員会は自治体に対し社会保障全般について幅広くアンケートを実施。全県下の自治体の実態を明らかにし改善を推進しています。参加者からは、「介護度3〜5の高齢者の「リフトタクシー助成制度」はPRが不足」「コンピューターによる介護認定は疑問」などをはじめ、別枠の質問や意見が出されました。

 就学援助の認定基準は

(1)児童扶養手当の所得制限額の1.1倍を目安
(2)2人世帯の場合は生活保護基準の1.7倍
(3)4人世帯の場合は生活保護基準の1.4倍
※現在、受給者342人、5.5%。
 申請は学校又は市役所(教育委員会)
民生委員の証明は特別理由の場合に必要。

 介護保険制度改正・「介護予防強化」というなら包括支援センターを中学校区ごとに設置すべき

 国は来年4月からの第5期介護保険計画にあわせ介護保険制度を改正。「要支援」の人を介護サービス対象からはずし「介護予防・日常生活支援総合事業」に移行させる方針です。ただし、これらは自治体の選択です。
「知立市はどちらを選択するのか」「総合事業なら、包括支援センター1ヵ所では少ない」と意見が出されました。
 市は「どちらを選択するか全国の動向を見ながら検討」「在宅介護支援センターとの連携を含め3ヵ所でやっている」と回答。

 世界の流れは「不活化」ポリオワクチン採用

 ポリオの生ワクチンは、病気を起こさない程度に病原性を弱めてあるが、本物の生きたポリオウイルスがワクチンの中に入っているもの。健常者でも、一定の確率でワクチン関連麻痺性ポリオが起きるため、海外では不活化ワクチン(免疫力の低い人でも副作用がないと言われる)を採用する流れが大きくなっています。 「知立市では不活化ワクチン採用の考えはないか」との質問に、「国はまだ認定しない。神奈川県が採用を決定したが、市は国の動向を見て検討する」と消極的な回答。

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