市政の動き−議会報告

【11.12.12】《逢妻浄苑(火葬場)「市民の使用料は無料」12月市議会に市が提案!

 市外料金は3万7千円に値上げ犬、猫の区分に[愛玩用小動物]を追加

  知立市は12月定例市議会に、逢妻浄苑条例の一部改正案を提出。市民の火葬料金を無料にし、市外料金の値上げが主な内容です。建設から41年経過した知立市の火葬場(逢妻浄苑)は、炉や待合室の改修、耐震工事などを行ってきましたが建替えが大きな課題。利用者の多い豊明市と協力して新施設を建設できないか検討が続く中、使用料の見直しが提案されました

 「一生に一度のお見送り」来年4月〜市民は無料!

 市の担当は「浄苑は一生に一度のお見送りをする場所ですから、使用料を無料にしたい」と説明しています。刈谷市、安城市でも同様に市民は無料です。両市の斎園は火葬と葬祭と併せて行えるもので、古き時代を感じさせる知立市の浄苑(火葬場)との格差は否めませんが、今回の使用料の無料化はせめてもの対応と言えます。ただし、下表のように、市外の使用料は3割前後の引き上げとなります。維持管理費相当額を設定したと説明しています。
 

 逢妻浄苑の使用件数:5年間で約22%の伸び

    H22年度、使用件数(人体)は639でH18年度比約22%増、市内使用件数(同)は335約36%増加です。施設の需要は高まっています。

 市民の約2割が安城、刈谷など市外の斎園を使用

  また、他市の斎園を使用する例も少なくありません。H22年度では刈谷25人、安城67人、合計92人という状況です。つまり市民の78・5%逢妻浄苑を使用、その他は市外の斎園を使用しています。
市民からは老朽化した逢妻浄苑の改善を求める声が上がっていますが、敷地も狭く建て替えには近隣住民の同意が必要です。豊明市との合同建設も含め、今後の対応が注目されます。

 こえ!

   ペットで飼っていたミニ豚が死んだ時、市の窓口で「火葬は犬、猫だけ」と言われた。結局は「大型犬ですね!」として一件落着。来年度から、どんなペット(小動物)もOKですね。よかった!

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