市政の動き−議会報告

【11.12.27】《林市政に課題山積》鉄道高架の負担削減!待ったなし!子育て「日本一」というが、待機児37人も!

 〔厳しい台所〕鉄道高架で財政破たん!県・市負担割合の改善を!

 知立駅の鉄道高架事業が本格化しましたが、130億円の市負担額が大きな障害に。リーマンショック後の大幅税収減で財政破たんが懸念されます。日本共産党は、県・市の負担割合を現行1対1→2対1に改善し、43億円の軽減を提案。12月市議会でも林市長の姿勢を質しました。

※県議会「建設委」 に提案せず
 11月10日開催された県議会建設委員会の知立建設事務所内の調査は、県・市負担割合改善を県議会に要請する絶好の機会でした。しかし、林市長は2対1の改善を提案せず、だんまりを決め込むなど、その姿勢に批判があがっています。  

 介護保険料値上げ!特養80床建設―第5期計画!

   知立市は現在、第5期介護保険計画を策定中ですが、65歳以上の基準保険料月額3200円を395円引き上げ3595円にすると提案。しかも、国の介護報酬引き上げで「更なる値上げもある」と表明しています。日本共産党は、基金の大幅取り崩しで「値上げを抑えよ」と要求しています。

※待機者百人以上
 計画では、増大する待機者に対応するため、特養ホーム80床、グループホーム18床(2か所)を盛り込んでいますが、早期整備が待たれます。

 〔逢妻浄苑〕 市内料金無料に!どうする施設の改善!

   知立市逢妻浄苑(火葬場)の使用料は、12年4月から知立市民に限り無料になります。刈谷・安城も無料にしています。問題は逢妻浄苑の整備です。市民から「人生の終えんにふさわしい施設を」 と声があがっています。
 日本共産党は、豊明市と共同した整備を提案しましたが、見通しは立っていません。刈谷市の青山斎苑利用を含む多角的検討が求められています。

 大村知事・・「医療費無料化」見直しを検討!

   知立市は、中学校卒業までの医療費無料化など福祉医療制度を実施。県と市が費用を折半してきましたが、県が「福祉医療見直し」を表明したため患者負担増大が心配されます。 日本共産党は、12月議会に「制度の存続・充実」 を求める意見者案を提出。しかし、市政会、民友クが 「時期早尚」 と意見書に反対示したため、県への意見書提出は見送られました。

 保育所:「遠くて入れない」の声に!冷たい林市長の目線

 林市長は保育園に空き定員があることを理由に、「知立には待機児はいない」と表明。しかし、空きがあっても、遠い保育園のため通えない園児が37人(昨年11月)もいます。現実をしっかり見てほしい。

 日本共産党知立市議団

 

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