市政の動き−議会報告

【12.01.13】《東日本大震災》・・陳情・・「3・11に全官庁で半旗掲揚を」 「自衛隊等の救助活動に感謝決議を」

 議員全員が反対で「不採択」にネライは国旗・自衛隊アピール!(12月議会)

 知立市議会12月定例会には、東日本大震災に関連して3件の陳情書が提出されました。
(1)「3・11に全官庁施設で半旗掲揚を求める意見書提出の陳情書」、
(2)「自衛隊等の災害救助活動に対して感謝の決議を要望する陳情書」、
(3)「緊急事態基本法の制定を求める意見書提出の陳情書」です。
 (1)(2)は震災を理由に国旗や自衛隊をアピールするもので、賛成者はなく全員一致で不採択に。(3)は震災を有事法制制定の「テコ」にするもので、11対10の反対多数で不採択となり、市議会の良識を示す結果となりました。

 「愛知の教育を考える会」が陳情を提出!

 陳情(1)と(2)の提出者は、「愛知の教育を考える会」です。同会のブログでは、侵略戦争を美化する「新しい歴史教科書をつくる会」が編さんした教科書を高く評価。昨年6月市議会では、「教科書採択に関わる陳情書」(不採択)を、9月市議会では、「議場に国旗掲揚を求める陳情書」(採択)を提出しています。
12月議会提出の「半旗の掲揚」、「自衛隊等の感謝決議」の陳情には、疑問や異論が続出。「半旗掲揚には違和感があり、知立市議会として国・県に意見書を出すことは問題」、「東日本大震災の早期復旧は、国民全体の願いであり、復旧活動にも多くの国民が参加している」などの意見が出ました。賛成議員はなく、不採択となりました。
 日本共産党は、「東日本大震災という国民の苦難を入口にして、国旗と自衛隊を意図的に結びつける右翼的なもの」と指摘。陳情に反対しました。

 ※新しい歴史教科書をつくる会

 日本軍による従軍慰安婦や強制連行、南京事件などをなかったものとし、アジア太平洋戦争を侵略戦争と認めない立場で、教科書の編さん・普及めざす団体。

 「緊急事態基本法」 制定を求める陳情は不採択に!

  ・・市政会(自民系)、民友ク(民主系)は賛成・・
 陳情者は趣旨説明で、自らを統一教会所属の反共主義者だと表明。現在の憲法は「マッカーサーの押し付け憲法」だとして、戦時体制の法整備の必要性を強調しました。委員会審議では、「緊急事態基本法は国の骨格をなすもの。日本国憲法には非常事態に対する規定がなく、国会決議がなければ何もできない」として、市政会(石川議員)、民友ク(稲垣議員)が賛成討論。
 日本共産党は、「東日本大震災に対する政府の対応は不十分。特に原発事故は偽りの安全神話の押しつけによる国家的対応の遅れが原因」と指摘。「緊急事態基本法は土地・家屋の収容、住民の排除など基本的人権を制限する有事法制のカナメで、憲法に抵触するもの」と主張。大震災を利用した有事法制づくりを批判しました。

 「市議会議場への国旗掲揚」 は見送り!

 昨年9月議会で可決された「市議会議場に国旗掲揚を求める陳情」(日本共産党などは反対)について、議会運営委員会はその後の対応を協議しましたが、実施方法を含め全会派の合意が得られず、国旗は掲揚しないことになりました。国旗・国家法制定の国会議論で、国旗・国歌を強要しない、国民の内心の自由をまもることが合意されており、多数決によるおしつけは法の趣旨にも反するもの。

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