市政の動き−議会報告
【12.03.29】《林市政に喝!》鉄道高架、県・市負担割合の早期改善を!市民サービス低下は許せません。
正念場!重過ぎる鉄道高架の市負担
23億円軽減、なお不足
税収減が続くなか、鉄道高架の市負担130億円は大変な重荷です。日本共産党は、県・市負担割合の見直しで43億円の市負担の軽減を一貫して提案。この1月には、国・ 県あわせて23億円の市負担軽減が実現しましたが、県・市負担割合の改善は正念場です。日本共産党は3月議会でも、県議会への要請など積極的対応を提案。
名鉄工事の入札公開を
名鉄発注の514億円もの工事は、設計金額も入札内容も非公開で巨大なブラックボックスです。共産党は、競争入札と情報公開の徹底で事業費削減を強く要求。
エコカー(軽四)補助金を中止!市議会が予算修正。
〔軽自動車補助を中止〕
JC08モード30km/ℓ以上
1台3万円補助×100台分
林市長が12年度で新たに予算化した軽自動車への補助制度に、市議会から異論が続出。軽自動車補助を提案した与党・民友クラブも含め、「予算執行中止」で全会派が一致し、事実上予算を修正しました。
〔三河だけの補助金〕
もともとエコカー補助は、トヨタのおひざもとだけで実施されていたもの。日本共産党は、「国や県にエコカー補助・減税制度があり、市の補助は役割を終えた」と主張。
えツ!市有地売却で保育園整備!
今年度、新南保育園が建設されますが、老朽化する保育園整備は待ったなしの課題。財源確保が困難なため、給食センター跡地(2億円・写真)を売却する方針ですが、自転車操業そのものです。鉄道高架など大型事業のしわ寄せは深刻に。
市民サービス低下!続々・・
〔介護保険・後期高齢者保険料ダブル値上!〕
4月から介護保険料が15%(基準額年38,400→44,100円)、
後期高齢者医療保険も5.9%上がって年平均80,214に。年金が減るなか高齢者には大きな負担増です。
〔太陽光発電設置補助を4万円減額!〕
12年度は住宅の太陽光発電装置補助を減額。
1kW当たり4→3万円に、限度額を16→12万円に。
〔市民相談減らし、ボランティア補助全廃!〕
経費節減を理由に、毎日実施の市民相談を1日減らし(年間30万円弱減)、ボランティ ア補助金50万 円を全廃。一方的な市民サービス削減は問題です。
住民からの切実な陳情!
〔採択〕・・知立団地の民間への売却中止を!
約4,800人が居住する知立団地は市内でも中心的な公共住宅です。知立団地自治会提出の陳情書では、知立団地の特殊会社への管理移行に反対し、「公共住宅」の継続を求めています。全会一致で採択され、国に意見書を提出。
〔不採択〕・・「TPPに参加するな!」-あいち中央農協提出
野田内閣が推進するTPP参加について、JAから「TPPの交渉参加反対」の陳情書が提出。日本共産党は日本の農業と食の安全、医療や地域経済を守るために陳情に賛成。市政会(自民系)、民友ク(民主系)などの反対で不採択に。