市政の動き−議会報告

【12.04.06】《小中学校》築後47年、すすむ老朽化・・学校整備計画策定〔1370万円〕

 校舎、体育館、プールの長寿命化!財源確保が大きな課題!〔3月議会〕

   市内の小中学校10校は、昭和40年代の人口急増期に新設・建て替えが相次ぎ(表1)、最も古い知立小学校の校舎は築後47年を迎え、老朽化がすすんでいます。日本共産党市議団は、小中学校の整備計画策定を提案。教育環境整備を要求してきました。知立市教育委員会は12年度で1370万2千円を予算化し、専門業者によるコンクリートの状況や鉄骨部材の調査を実施し、中長期的な改築・改修計画を策定することに。「学校施設整備計画」は12年度末までに完成の予定です。

 施設整備費用の平準化

 12年度で予算化された学校整備計画は、厳しい財政状況の下で、施設の長寿命化を図るとともに、改修・改築費用の平準化をはかり、健全な財政計画の中で教育環境を整備することを目標にしています。
 従って、専門家によるコンクリートや鉄筋部材の欠損や中性化、耐震力などを調査するもの。また、内装や電気及び機械設備等の状況を調査し、問題点や課題を明らかにするもの。その上で、学校施設の中長期的な改築・改修の時期と概算事業費を算定し、市の財政事情を見据えた有効な改修・改善計画を策定るものです。
鉄道高架や知立駅周辺区画整理に膨大が費用がかかることから、教育施設整備の財源確保が大きな課題となります。
 

 特別教室に扇風機設置!

   学校校舎や体育館の改築・抜本改修とあわせ、日常的な教育環境整備も大きな課題です。昨年夏までに設置された普通教室の扇風機に続き、12年度は未設置の少人数授業対応教室(表2)に扇風機が設置されます。16教室に64基を今年の夏までに設置します。

 屋上防水改修工事ー東小グランド整備ー知立小も!

   12年度予算では、東小学校で雨漏り対策としての屋根防水改修工事が実施されます。予算額は1821万6千円。
 また、知立小学校運動場8295平方メートルにおいて、準天候型舗装工事を実施します。砂塵の飛散防止や排水対策に考慮した快適な運動場として整備するもので、1955万1千円が予算化されました。

 トイレの改修・洋式化

   臭いトイレの改修も緊急の課題です。12年度ではまず、知立小学校でトイレを改修しますが、知立小の工事内容と費用を参考に、「今後の整備計画に反映させる」(担当課長) と表明しています。

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