市政の動き−議会報告
【12.05.10】《議会改革》議会基本条例を制定(今年4月実施) 伊那市議会:知立市議会を訪問。研修、懇談!
「議会報告会」などで意見交換、ポイントは住民と議会の相互理解!
5月2日、友好都市の伊那市議会が知立市を訪れ、現在知立市議会がすすめている議会改革の取り組みについて研修し、懇談を深めました。知立市議会が2回実施した議会報告会の教訓や問題点について、熱心に議論されました。伊那市議会の議会改革特別委員長・黒河内議員は、「伊那市では定数削減の声は出ていない。大事なことは議会の活動内容を市民に理解していただき、意見交換を行うこと」と強調しました。
〈伊那市〉
☆人口69,764人
☆面積667.81k㎡
☆議員定数 21
伊那市議会は「市民フォーラム」開催!
伊那市議会は本年3月市議会で議会基本条例を制定(4月施行)しています。伊那市議会は条例制定に先立ち、2月に市民フォーラムを開催。120人の参加で活発な意見交換が行われたとのこと。 黒河内議員によれば、市民フォーラムは、(1)特定の政策について賛否の議論はしない、(2)個々の議員の見解を求めないことを前提に実施。「議会活動の内容を市民に理解してもらい、市民との意見交換が目的」と述べました。
重要問題では議員相互の自由討論!
伊那市議会では議員の一般質問の内容・日程をあらかじめマスコミ紙上で報道し、PRを強化。定例会ごとの傍聴者は30〜50人です。議員の本会議質問はケーブルテレビで生放送されています。知立市議会の場合、定例会ごとの傍聴者は平均53人、ケーブルテレビやインターネット配信は録画です。
伊那市議会では、重要課題について議長召集で全議員の会議を開き、議員相互の自由討論を行っています。市議会が合意形成の場である限り、議員間の自由討議は欠かせません。知立市議会でも実施に向けた具体的な検討がすすんでいます。
=安城地区メーデー=日本共産党市議団も参加
青空のひろがる5月1日、全国の働く仲間と連帯して第83回安城地区メーデーが開催されました。地区内の労働組合や市民団体がプラカードや団体旗を掲げて結集。メーデー宣言を採択し安城市内をデモ行進しました。メーデー宣言では、東日本大震災から1年が経過した今日の復興の遅れと政府の対応を批判。原発再稼動ノーを確認しました。また、「政治生命をかける」として消費税の倍増を明言し、TPP参加を推進する野田政権を告発。労働者派遣法を骨抜きにし非正規労働者の雇用不安を拡大する「格差社会」を是正させるため、職場と地域で力をあわせ政治の流れを変えようと呼びかけました。
=時事まんが=