市政の動き−議会報告
【12.06.21】《6月定例会》南中学校に手作り弓道場創部5年、初段1人1級6人!
本格的弓道場の建設を・・市「国の補助制度活用含め検討」
南中学校の弓道部は、創部5年目を迎えました。現在34人の部員が、熱心に練習に励んでおり有段者も誕生しました。しかし、弓道場がないため「巻きわら」で、実射の練習をしています。学校では、「古い畳」を集め手作りの弓道場設置をすすめています。日本共産党は現在開会中の6月市議会で、学校の努力を紹介し、市教委が本格的弓道場を建設するよう提案。教育部長は「国の学校施設整備事業補助金などの活用を含め検討する」と答弁しました。
武道の必修化だが・・福祉体育館・東高で練習!
今年の4月から中学校で武道が必須化されましたが、弓道は含まれていません。それだけに、市内で唯一の弓道部である南中の活動が注目されています。弓道部は生徒からも人気でバレーボールに匹敵する部員数です。しかし、最大の問題は弓道場がないことです。
現在は週に1回(土曜日)、福祉体育館や東高校の弓道場を借りて実射練習にとりくんでいます(表1)。日本共産党市議団は平成22年3月市議会で、南中学校の弓道場建設及び東高校弓道場の借用を提案
刈谷市では全中学校6校に弓道場設置!
教育部長は「弓道場建設に3500万円かかる」として「今後の検討課題」と答弁。刈谷市では6中学校のすべてに弓道場が設置され、建設費は2500万円程度(担当者)です。問題は、中学校部活動の弓道に対する市教委の認識と評価にかかっています。
H22年3月市議会「議事録」・・23年度は予算化されず」「今後も努力」と教育部長答弁
「将来的には南中に弓道場を設置していくが、部活が活発化してくれば設置の機運が高まる。平成21年度の福祉体育館弓道場の練習実績は、20年度の約4倍に増加した。南中の環境とこうした部活の練習状況を考慮し、実施計画に盛り込むよう提案したが、厳しい財政状況から残念ながら不採択になった。今後とも努力していく」
―平成22年3月市議会「議事録」、教育部長答弁より要点を抜粋―
=時事まんが=赤信号みんなで渡れば・・・