市政の動き−議会報告

【12.07.20】《防災ベットシェルター》3件分の予算枠は4月で即完了!受付待ち2件。補助枠の拡大を。

 「ベッドが入り やっと安心」耐震改修に代る"助っ人"

 住宅の耐震補強は補助制度があるものの、工事費が高く、なかなか進みません。日本共産党は安価で家屋倒壊の際、命を守る役割りを果たす「耐震ベッド」「耐震シェルター」の補助制度を提案。今年度、実現しました。「さっそく防災ベッドを設置した。これで安心です」と市民から喜びの声が寄せられました。

 防災シェルター25万円、防災ベッド15万円補助

   知立市では防災シェルター、防災ベッド設置への補助制度が今年度からスタート。しかし、予算枠はあわせて3件で、4月の申請だけで予算枠が埋まってしまいました。その後も2件の申請があるなど、期待の高さを示しています。当局は、当面5件分までは補助する方針を表明しています。日本共産党は「さらに設置を広げるため補正予算の検討は当然」と主張しています。

 大変、気に入りました。いざという時はここへ!

   市内で防災ベッド(写真)を設置された方は「住宅改修が必要と診断されたが、二階建ての改修はお金もかかるし大変。防災ベッドを設置でき、本当に安心です」と述べています。ちなみに、このお宅のケースでは運搬料、設置費込みで約27万円かかり、補助額は15万円です。「シェルターも検討したが、家に合わずベッドに変更。とても気に入りました。いざという時は、ここへ入ります」と。
 地震で家が倒壊しても命だけは守れる防災シェルターやベッドはとても有効です。

 木造住宅の耐震化目標はH27年度までに90%!

 知立市の住宅耐震化計画では平成27年度末には市内全ての木造住宅の90%を耐震化する目標です 。しかし、平成23年度末で52%そこそこです。東日本大震災後、市民の意識も高まり、市の補助額も設計費など含め1件あたり上限100万円まで引き上げたものの、要改修件数に対し、改修実績は10%と改修が進みません。改修費用の実績は平均200万円、自己負担額は平均約100万円という中、目標達成が危ぶまれます。防災シェルター、ベッドのさらなる活用が期待されます。  

    =時事まんが=ムラ越し!

 

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