市政の動き−議会報告
【12.08.01】《ポリオ予防接種》生ワクチンを不活化に変更!接種費用は4千万円増加
9月市議会に増額補正予算提出・・・・定期予防接種に国庫負担を要求!(日本共産党)
ポリオの予防接種は、現在まで生ワクチンで行ってきましたが、ごく稀にポリオを発生する例があることから、国は9月1日をもって、不活化ワクチンに変更することを決定しました。すでに6月で生ワクチンの接種は終了しており、生ワクチンを1回接種した人は、9月以降不活化ワクチンを3回接種(注射)することになります。問題は、ワクチン変更により接種費用が大幅に増加することから、現行予算額では対応できないことです。市当局は12年度で4千万円程度の増額を見込み、「9月補正予算に計上する」方針です。
ポリオ予防接種の変更内容
不活化ポリオワクチン導入による接種方法の変更は左表の通り。特に接種費用が1回当り4倍近く引きあがり、接種回数も2回から4回に増えることが費用増大の要因です。ポリオなどの定期予防接種には国庫補助制度はなく、全額自治体負担です。政府は、「地方交付税に算定して国が財源措置している」としていますが、具体的な国の支援額は不透明です。国民の健康を守るのは政府の責任です。日本共産党は、予防接種費用を国庫負担の対象にするよう求めています。
11月からはポリオ含め、4種混合スタート
3種混合は、生後3か月以上7歳6か月未満を対象に、ジフテリア、百日ぜき、破傷風の予防接種を実施しています。11月からはポリオを加え4種混合がスタートすることになります。
こえ!不要浄化槽を活用した雨水利用の補助金とは!
「私の知人は、雨水を浄化槽に蓄えて再利用する施設の設置に市の補助を受け、大変喜んでいます。誰でも補助を受けることができるのでしょうか。詳細はどこに聞けば分かるのでしょうか」との声が寄せられました。
各家庭が、新たに公共下水道に接続して浄化槽が不要になった場合、浄化槽を雨水蓄貯留施設に転用する改造費の3分の2、上限15万円(表1)を補助しています。
今年度の補助金交付の実績は7月末現在、2件・15万円(表2)です。予算枠は90万円なので申請すれば補助金を受けることができます。詳しくは知立市役所下水道課(2階)にお問い合わせください。
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