市政の動き−議会報告

【12.08.16】《議会改革》知立市議会基本条例(案)の本格的検討に着手(特別委員会)

 来年3月定例会での制定めざす・・市民参加のシンポジウムも企画!

 「知立市政は、市民の負託によるものであり、その権利の源は市民にあります。知立市議会基本条例は、日本国憲法による主権在民を基調とする民主主義の原理に基づいています。市政の運営は選挙で選ばれた議会と市長による二元代表制をとっており、議会と市長は独立対等な立場で、相互にけん制し緊張関係を保ちながら、議論を尽くし最良の意思決定をすることで、市民全体の福祉の向上や地域社会の活力ある発展を目指す使命が課せられています」―知立市議会基本条例(案)「前文」より―。8月10日の議会改革特別委員会では、議会基本条例(案)が示され本格的検討に着手。来年3月市議会での条例制定をめざしています。専門家を講師に市民参加のシンポジウムも予定しています。条例案の骨子を紹介します。

 【議会】情報公開・説明責任・政策提案の強化を!

  《密室・談合政治は許されません。》
 (条例案では)議会は、市民を代表する議決機関であり、公平性、透明性、信頼性を重視し、市長の市政運営を監視し評価する。
 また、開かれた議会を目指し、情報を公開し議会の議決、経過について説明責任を果たす。議会は市民の声を議会活動に反映し、政策提言を行う。

 【議員】市民の声を聞き調査・研修・資質向上!

《だんまり議員はいりません。》
 条例案では)議員は、市民に対して情報を発信すると共に意思の把握に努め、議会活動に反映させる。議員としての自覚を高め、調査・研修を通じて資質の向上に努める。議員は更なる議会改革に努力する。

 議会と市長の関係・・独立対等、緊張保持!

《イエスマン議員では困ります。》
 (条例案では)議会は充実した審議及び政策調査を通じて政策決定を行うため、市長等とは常に緊張関係を保持しなければならない。

 議会報告会を開催、市民との意見交換!

  《議会は何をしているの?》
 (条例案では)すべての会議の原則公開及び、市民と意見交換するために議会報告会を開催する。

 市の重要計画の決定・・市議会の議決が必要!

《市長任せでいいのですか?》
 (条例案では)市議会の議決案件を拡大する。市の基本構想及び基本計画に加え、市政の各分野における政策や施策の基本方向を定める計画指針などを市議会の議決項目にする。

 議員相互の自由討議・・議会の合意形成めざす

  《なんでも賛成では困ります。》
 (条例案では)議会は、本会議や委員会で議案を審議し結論を出す場合は、議員相互間の自由討議により議論を尽くし、合意形成に努める。

 政策検討会、委員会の出前講座(懇談会)も

  《市民の声に耳を傾けて。》
 (条例案では)議会は市政の重要課題で、共通認識を深め合意形成を図るため、政策検討会を開催する。委員会は市民に審査経過の説明などで出前講座・懇談会を開く。

 議員定数、議員報酬、政務調査費のあり方

《定数、報酬などを検証。》
 (条例案では)定数は市政の現状と課題、市民世論、将来展望を踏まえ検討。報酬は、市民の客観的な意見を参考に決定する。政務調査費は、政策立案能力向上のため適切に執行し、使途の説明責任を果たす。  

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