市政の動き−議会報告

【12.09.21】《学校図書館》蔵書数・司書職員(推進補助員)を充実し、自発性・思考力・判断力・表現力の向上を!

 「図書推進員」活動時間拡大を! 日本共産党が提案( 9月議会)

 読書の良さ、必要性が見直されています。自分の判断で自発的に書物を選び、試行錯誤しながら読み進めるなかで、考える力、判断する力、表現する力を身につけていきます。 文科省は学校図書館について、「自由な読書の場所、学びの場所として、子どもの育ちを支える重要な拠点」として図書の整備、司書教諭や図書推進員の重要性を指摘、財政措置をしています。知立市はどうでしょうか。 

 蔵書数の確保!国の基準は達成 内容と鮮度は?。

   平成24年度より5年間、学校図書館充実のため補助金がでます。大いに生かすべきです。自由な読書活動の場所、学びの場所として、「子どもの育ちを支える」学校図書館は重要な拠点として、蔵書数は学校の規模により目標冊数が定められています。全国的に基準を達成している学校の割合は小学校で50%、中学校で42%(平成21年末)。知立市は小・中学校ともにこの基準を達成しています。課題は図書の鮮度です。日本共産党は、新しい書物を揃え、古いものは入れ替えるという対応や、様々な子どものニーズに応える書物を整え、楽しい図書館にすることを要望しました。知立は外国籍の子どもが多く「多文化共生」にふさわしい書物の選択も求められています。  

 教材活用 ・ 新聞は立派な教材です!

 新学習要領では新聞を教材として活用することが位置づけられましたが、残念ながら知立市の学校図書館には日刊紙が配置されていません。日々刻々と変化する世界をどう考えるか、ニュースの見方、社説の意味、読者の意見など社会の変化を的確に把握する上で新聞は絶好の教材です。各学校図書館に新聞を配置した場合、国の財政支援が得られます。知立市での実践的な活用が求められます。

 子ども達が利用しやすい学校図書館を!

 図書の専門家「司書教諭」の配置はどうでしょうか、子ども達が本について質問したり、どんな本がいいのか選んだり、一緒に考えてくれる「学校司書教諭」がいつも図書館に居ることが望まれます。現在、市内には21人の司書教諭が配置されていますが司書専任ではありません。 日常的には学校図書推進員が各校に1名配置され、週3日、1日4時間活動しています。教育長は「国の財政措置を参考に活動時間の延長を考慮する」と答弁しました。

  日本共産党知立市議団

 

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