【12.09.21】《中学校ナイター》使用期間（時間）の延長をサッカー利用へ対応を！

　来年１月から「近隣住民の理解前提に」通年使用へ！

　竜北中や南中運動場に設置されたナイター施設は、来年１月から通年使用が可能になる見通しです。開会中の９月市議会で日本共産党の一般質問に教育部長が答弁したもの。中学校のナイター施設使用期間は現行４月から10月末まで、それ以外は利用できません〈条例〉。日本共産党は野球だけでなく、サッカーにも活用するため通年使用を要求。教育部長は「周辺住民の理解が得られれば、12月市議会で条例を改正し、来年１月から実施したい」と答弁しました。

　市内中学校ナイターの利用状況

中学校ナイター施設は、野球やソフトボールを対象に昭和54年・58年に設置されましたが、昨今、企業の野球チームの利用減で利用率が大幅に減少。特に10年度は前年度に比べ半減し、11年度で更に減少（上表）しています。

　施設の有効利用を・・利用時間の変更も！

現在、市内の少年サッカーチームが週１回程度、中学校のナイター施設を利用して練習に汗を流していますが、10月31日までしか利用できません。教育部長は「施設の有効利用を図るため、早急に対応したい」と表明。周辺住民の理解を前提に、「２校同時が望ましいが、理解を得られた学校から試行的に実施したい」と答弁しました。
ナイター利用時間は午後６時30分〜９時30分までですが、日没が早まる11月以降は５時30分から利用できるよう使用時間の変更が必要です。

　安城・碧南・高浜は、すでに通年使用です！

近隣市では総合グランドなどで独自のナイター施設を備えていますが、加えて学校ナイターを整備し、積極的な利用に努めています。
　多くの自治体で学校ナイター施設の通年使用に踏み切っています。利用状況によっては学校を特定して実施する例もあり、知立市も参考にすべきです。

　こえ！少年サッカーなど利用料の減免を！

＝３時間利用して、料金約１万＝
　ナイターの利用料金は３時間で約１万円です（右）。これは、社会人が利用するときの料金設定ですが、小中学生の野球やサッカーチームが利用する場合は、料金を減免するのは当然です。青少年へのスポーツ振興のためにも早急な減免実施が必要です。

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