市政の動き−議会報告

【12.09.28】《9月議会一般質問》=重度障がい児=「普通学校へ入学したい」・・「理解できる。前向きに検討」市長

 「岡崎養護学校までは通えない」集団の中で育つ権利保障を!日本共産党

日本共産党は9月市議会一般質問で、地域の小学校に重度障がい児のための特別支援学級の開設を求めました。専門的な教育を行う肢体不自由児のための養護学校は、岡崎市本宿にありますが、毎日片道1時間余をかけての通学は困難。地域の学校に入学させたいとの声は切実です。市長は「理解できる。前向きに検討する」と答弁しました。

 県下で7校のみ。「通えないの声多い」・・愛知県教育委員会

  14年度4月に入学を控えている重度肢体不自由児をかかえるご家族2名から、「子供を地元の小学校へ通わせたい」との要望が寄せられました。愛知県教育委員会も「肢体不自由児のための県立養護学校は7校で、遠くて通えないとの声は確かに多く申し訳ない」と述べています。そのため、普通学校に特別支援学級を設置しているのは、今年5月1日現在、県下で47校、82人が通っています。(左の表)

 特別支援学級設置へ。市で環境整備を検討!

   日本共産党中島議員は「もし、特別支援教室がなければ、在宅での訪問教育になる。しかし、子ども達は障がいがあっても友達の声がする中で笑顔も出る。成長もする。ぜひ、集団の中で育つ教育保障を」と求めました。教育長は「特別支援学級は対象児童が2名以上であれば県は教員1人を配置。しかし、施設面や人的対応は市の負担となる」と説明。市長は「理解できる。施設面で何が必要か、補助職員、看護師の配置はどうするか、子どもさんの状態に合わせ、前向きに検討したい」と答弁。関係者は大きな期待を寄せています。

 子どもの育ち・学ぶ権利。市が「子ども条例」を提案

  市長は、9月市議会に子ども条例を提案し可決されました。すべての子どもが自分らしく生きる権利を保障するものです。まさに障がいを持つ子どもが学校で学ぶ権利を条例化したものです。市の今後の対応が注目されます。

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◎毎週土曜日午前10〜12時(一人30分まで)
◎場所 日本共産党知立事務所
◎お申し込みは、市会議員まで  

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