市政の動き−議会報告
【12.10.22】《野外センター》ケビン(宿泊施設)の料金半額に!利用促進へ市が打開策!
1泊(定員5人)食事なし・・7650円・・「高い?」「安い?」利用してみては!
9月議会では、伊那市にある知立市野外センターのケビン使用料を10月から半額にすることを決めました。平成7年度建設の野外センターは、小中学生の山の学習のキャンプ場として建設。ケビンは家族向け宿泊施設として併設されました。しかし、ケビンの利用は年々減少し、市は昨年度から試行的に利用料を半額にしたところ、利用が増えたため、10月から条例改正に踏み切りました。
宿泊施設ケビンの利用、多くが伊那市民。
知立市野外センター条例では、建設地である伊那市民は知立市民と同額で利用できること、また碧海5市の市民(在勤も含む)も同様であることを決めています。この間、宿泊施設ケビンの利用者は、常に伊那市民が多いのが実態。ケビンは5棟あり、1棟5名まで宿泊可能で、利用料金は1泊7650円と半額になりました。ただし、浴室はありますが、食事はバーべキューなど自炊か、持込、取り寄せです。
昨年料金半額試行で利用増→条例改正へ
市はケビンの宿泊料金を昨年から試行的に半額で実施。表にあるように知立市民の利用が前年度たった5件だったものが54件に増えたため、9月議会に条例改正を提案したものです。
野外センター全体の維持管理の経費は平成23年度実績で1504万円余、利用料収入は半額試行で減少し、179万円でした。市は「施設の有効利用を進めるための打開策として条例改正」と説明、市民の利用を呼びかけています。
ミニバスの時刻表改正へ 12月1日〜
「ミニバスはコースが改善されたが、時刻どおりにバスが来ないのは困る」との市民の声が出ています。市は、「朝夕の、車が渋滞する時刻はそれに合わせた時刻に見直す必要がある」として、9月議会で時刻表改正予算105万円余を計上しました。JR駅や福祉の里八ッ田のバス停で待機時間を取ることや、全体に走行時間が延長するため、最終便の見直しなど、10月中に案をまとめ運輸局に申請、12月1日から、改正時刻でミニバスが走る見込みです。
改正時刻表は11月15日号の広報で掲載されます。
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