市政の動き−議会報告
【12.12.20】《特養ホーム》60床:14年度中の開所に赤信号!1億6500万円の国庫補助見込めず。
事業者は決定。建設ずれ込む。 グループホームは14年度開所へ。
高齢化が急速に進み、一人ぐらしや高齢者のみの世帯も増えています。介護が必要になった時、在宅介護がどこまでできるのか不安が広がっています。そこで頼りになるのが介護施設ですが、入所したくても定員オーバーで入所できない待機者が知立でも100人にのぼります。12月議会で日本共産党は、介護計画に沿った施設建設が確実に進むのか質しました。。
事業者を公募したが、特養は1事業者のみ。
第5期介護施設建設計画によると特別養護老人ホーム(60床)は14年度中の開所予定です。市は提案内容を点数化する「プロポーザル方式」で事業者を公募しました。本来ならば複数の事業者から、より優秀な業者を選定すべきですが、応募は1事業者のみでした。その結果、提案内容が合格点に達しており決定しました。
認知症対応の入所施設であるグループホーム(18床)も特養ホームと同様の方法で公募。2業者が応募し、1社が選定されました。
決定した事業者と設置場所、建設時期、開所時期は左表のとおりです。
特養ホーム:オープンは15年度にずれ込み。
特養ホームは13〜14年度建設、14年度中のオープン計画ですが、担当部長は、「国からの補助金の確保が困難」として、「建設時期、オープン時期が1年ずれ込みむ見込み」と表明しました。なお、グループホームは予定通り、14年度オープンです。
健康寿命 80歳めざし、具体化の促進を。
日本の平均寿命は世界でもトップクラスです。愛知県は男性が全国平均を上回っています。しかし、元気で健やかな生涯を送るうえで今後は介護を必要としない期間「健康寿命」をいかに伸ばすかが課題です。知立市が目指す「子育て日本一」「多文化共生」などと共に「めざせ健康寿命80歳」をスローガンにあげることを提案しました。
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◎場所・・日本共産党知立事務所
◎お申し込みは市会議員まで