市政の動き−議会報告
【12.12.27】《ブレずに筋通す》太陽光発電など自然エネルギー転換へ!子育て、介護支援の拡充を!〔12月議会〕
≪太陽光 発電≫市が公共施設の屋根貸しを検討。
福島原発事故を契機に、安全でクリーンな自然エネルギーへの期待が高まっています。 日本共産党は12月議会で、太陽光発電の推進を提案しました。現在、市内約1千世帯が設置し、「CO2削減効果は約855トン」。 また、民間事業者に公共施設の屋根を貸し、太陽光発電装置を設置する事業を提案。市は「長期の使用料収入も魅力、検討する」と答弁しました。
≪特養ホーム≫新規特養の開所は15年度末国庫補助つかず1年遅れ。
特養ホームの入所待ちは百人を越えています。知立市の第5期介護計画(12〜14年度)は、期間内に60床の特養ホームと18床のグループホーム各1ヶ所を建設するもの。 日本共産党は12月議会で「早期建設」を要求。市は「いずれも事業者は決まったが、特養ホームの国庫補助が計画年度につかない見通しで、開所は1年遅れて15年度末になる」と表明。今でも足りない特養ホーム建設の1年遅れは重大です。なお、事業者は社会福祉法人清流会、場所は上重原町、文化会館北側です。
≪第3子保育料≫ひどい!県が補助金カット・・市は13年度も無料継続。
現在、3人以上の子どもがいる世帯の第3子以降は、保育料が無料です。3歳未満児は県と市が2分の1づつ補助。3歳以上児は市が全額補助しています。幼稚園児も基本的に無料になっています。ところが県は13年度、所得制限を導入する意向を表明。 日本共産党は12月議会で、無料化の継続を要求しました。市長は「子育て支援としてよい制度」、「13年度は市独自に無料を継続する」と答弁しました。
〔おひさまファンド〕を研究。
長野県飯田市の「おひさまファンド」事業は、NPO法人が市民の出資を募り、無料で公共施設に次々太陽光発電装置を設置。売電費用のお金で出資者に返済するシステムです。市長は「職員を飯田市に出向かせ、研究する」と答弁。
〔新 グループホーム〕は西町に。
グループホーム(18床)建設は、(株)メディカル・ケア・サービス東海に決定。西町亀池町地内に、認知症高齢者を対象にした入所施設が14年度にはオープンすることになりました。
〔私的契約児〕受け入れ拡大。
保育所は保育に欠ける子どもでなくても定員に空きがあれば、私的契約で入所できます。ところが知立市は私立保育園2園について認めず、市民から苦情が。日本共産党の質問に、市は「全園で認める」と改善を約束。
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