市政の動き−議会報告
【13.01.11】《鉄道高架》名鉄受託工事の入札情報公開を市議会代表が県・名鉄に要請。
公共工事の透明性確保を。意見書・決議を可決!〔12月議会〕
知立駅鉄道高架事業の総事業費は615億円。その84%にあたる514億円が名鉄受託工事費です。しかし、知立市議会(市民)には一切入札情報が公開されず巨大なブラックボックスとなっています。12月市議会では、日本共産党が特別委員会で提案した、県及び名鉄に対する「入札情報の公開を求める」意見書及び決議を可決。12月25日、市議会代表が県及び名鉄に出向き改善を要請しました。
議長・副議長・佐藤委員長が参加
県及び名鉄への要請には、市議会の正副議長、駅周辺特別委員会の正副委員長が参加し、決議及び意見書を提出しました。市議会代表は「入札情報公開は市議会の総意である」ことを強く訴えました。
名鉄では鉄道事業本部土木建設課の上田康治課長が決議を受け取り、「要請を上司に伝える」と応対。愛知県は平井雄二建設部技監が意見書を受け取り、「名鉄一社での対応は困難であり、中央の鉄道高架の団体での改善が必要」と述べるにとどまりました。
名鉄が入札を公開しないなら、名鉄受託工事を愛知県の直轄工事に変更し、県の責任で入札情報を公開すべきです。
入札情報の公開を求める意見書
=時事まんが=世襲の子達の陣取り争い。