市政の動き−議会報告
【13.01.24】《12月議会》狭い生活道路の拡幅、改善を。現在「寄付」、〔来年度〕市が「買収」の方針。
幅員4m未満の道路後退改善を一貫して提案してきた:日本共産党!
知立駅周辺区画整理事業で宝町・栄地区の整備が進み、広い道路の姿が見えてくる一方、狭い生活道路の拡幅・改善は一向に進んでいません。建築基準法第44条第2項は、狭あい道路改善のため、幅員4m未満の道路に接した敷地に建物を建築する場合、道路中心から2m後退(セットバック)することを規定し、幅員4mの確保を求めています。しかし、後退した用地が私的所有のため、道路としての実効性を確保できないのが現状です。日本共産党は一貫して改善を提案。市は12月議会で「後退用地の買収」を表明しました。
刈谷市は「買収」、知立市は「寄付」。
知立市は道路後退について、「知立市狭あい道路に係る後退用地に関する要綱」にもとづき対応していますが、後退用地の寄付採納を前提にしています。要綱施行以来8年間の実績は、対象件数460件、道路後退の届出・誓約件数180件(38%)、内13件が寄付(表①)と低調な実体です。
刈谷市は、平成17年度から土地の寄付に係る分筆・測量等の補助制度を実施。平成20年度からは、後退用地の買収に着手しました(表②)。この間の実績は、寄付60件、買収67件です。
知立市は今年度中に買収の要綱策定。
日本共産党は、9月議会で刈谷市の事例等を紹介し、後退用地の買収を提案。市は検討を約束していましたが、12月議会で「今年度内に買収の要綱を策定したい」(担当部長)と答弁。一歩前進です。
こえ!狭い歩道の改善を!
西町の高齢者の方から、「国道155号線宝町交差点から知立駅方面への歩道は狭く車道との段差があるため危ない」(写真)との声が寄せられました。
日本共産党は12月議会で、「狭く高い段差のある歩道は問題」として、段差解消を提案。担当部長は、「駅周辺区画整理事業にあわせ改修したい」と答弁しました。
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