市政の動き−議会報告

【13.02.07】《防災訓練》知立小体育館で宿泊避難訓練、市内3カ所目。市方針は7小学校で実施。

 2月9・10日:避難所運営ゲーム・講習・要救助者救出訓練など実施。

   知立市は2月9日(土)、10日(日)に知立小学校体育館を会場に避難所運営訓練(左表参照)を実施します。訓練は来迎寺・八ツ田小学校区に次ぐ、市内3カ所目の実施です。市は7小学校区で実施する方針で、昨年の9月議会に5小学校区での実施のため、防災講座講師報奨金10万5千円を補正予算に計上しました。今回の訓練対象者は、知立小学校区内の自主防災会員、一般市民で現在の参加予定者は62人(大人50人、子ども12人)。宿泊は18人です。

 過去の教訓生かして。

 避難所運営訓練の目的は、「災害時の避難所運営を実際に体験し、運営の問題点を点検し、災害に備える」ことであり、地域住民の自主的・自覚的参加・運営が欠かせないものです。過去2回の訓練は、行政主導の短期間の取組みであり、訓練の目的に照らしても参加者数を含めて、充分な取組みとはいえませんでした。今後の訓練は、過去の教訓を生かし、地域住民が主体となるように留意すべきです。

 12年度中に全小学校区での実施は困難!

 市は今年度中に、全小学校区での訓練実施のため予算化しましたが、あと1ヶ月半余の期間で残り4小学校区での実施は困難です。訓練実施への見通しの甘さを指摘せざるを得ません。

 防災ラジオ13年度から予算化。

 市は今年度、災害時の避難勧告、緊急地震速報などの同報無線が受信できる防災ラジオの導入にむけ、モデル事業を実施。13年度から補助金の予算化する方針。天候や住宅事情で同報無線の放送が聞こえない地域の住民を対象に実施するとしています。
 日本共産党が何度も提案し、やっと実現するものです。

 〔防犯対策〕駐車場の防犯カメラ設置補助10件予算化。

2月初旬までの実績は1件
 林市長は、昨年9月補正予算に駐車場防犯カメラ設置補助金325万円(10件分)を予算化しましたが、現時点の実績は賃貸共同住宅1件(22万円補助)と大変低調です。事業目的は、「犯罪防止及び地域の防犯力向上を図る」もので、補助対象は5台以上の駐車場を有する5戸以上の分譲マンション、賃貸共同住宅等です。補助金は補助率二分の一、防犯カメラ4台(1台5万円まで)まで、録画装置1台(12・5万円まで)です。
 この事業は、市民が13年度以降の事業を検討する「実施計画メニューコンペティション」(昨年8月25日開催)で再検討の意見が相次いだ事業です。しかし、林市長は再検討なく前倒し実施したもので、準備不足と言わざるを得ません。 

   =時事まんが=改憲条件そろったら!

 

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
二次元バーコード
RSSフィード(更新情報)