市政の動き−議会報告

【13.02.08】《福祉タクシー券》大興タクシーが不正請求!知立、刈谷、豊田、安城 各市で発覚。

 2ヶ月の指名停止処分に。他のタクシー業者も調査〔知立市〕

 刈谷市の大興タクシーが福祉タクシー券を不正に処理し、水増し請求していた問題で、知立市でも同様の不正があることが判明しました。市は、福祉タクシーを契約している残り17事業者に対して調査を開始。全容を解明した上で、具体的な再発防止策を徹底すると表明しています。福祉制度の盲点を悪用する不正行為は言語道断です。  

 市と市民、業者の信頼関係が前提のはず。

   障がい者の福祉制度として、多くの自治体が実施している「タクシー料金助成制度」。基本は610円相当のタクシー券が年36枚(通院が週2回以上必要な場合は年72枚)交付されます。左表は知立市における11年度実績です。
 大興タクシーの知立市での不正請求は129件、約3万円(11年4月〜12月)と判明。市と市民、事業者の信頼関係で実施されている福祉制度をゆがめる今回の行為は許されるものではありません。他の17社の調査は2月8日を期限に実施中です。

 市が再発防止策を検討。券を2倍の大きさに。

市は改善策として、「タクシー券を2倍にし、端数料金の記入を義務付ける」など検討しています。
 日本共産党は今日まで、タクシー券をより使いやすくするため、同時に2枚以上、利用できる仕組みを提案し、実現させてきました。 事業者は制度の趣旨をしっかり踏まえ、障がい者が安心して利用できるよう徹底すべきです。

 こえ!通院に利用している。今でも枚数が足らないのに・・

 通院でタクシー券を利用しているAさんは、「通院で往復4枚のチケットを使い、その上、端数料金を現金で追加している。年36枚(月3枚)ではとても足りません」、「不正請求の件から、制度に悪い影響がでたらどうしようかと心配です」と語っています。

 =弁護士による無料法律相談=

◎毎週土曜日 午前10〜12時(一人30分まで)
◎場所:日本共産党知立事務所
◎お申し込みは市会議員まで  

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