市政の動き−議会報告
【13.02.14】《再生可能エネルギー》学校など公共施設の屋根貸しで太陽光発電装置を設置〔刈谷市〕〔碧南市〕
一般家庭132世帯分を発電〔刈谷市〕知立市も積極的対応を・・日本共産党
再生可能エネルギーの普及・促進が問題となるなか、刈谷市や碧南市が実施している公共施設の屋根を貸し出し、太陽光パネルを設置する事業に注目が集まっています。両市ともに設置事業者を内定し、近く工事に着手する計画です。刈谷市では小学校校舎15棟の屋根を貸与し、年間発電量を70万kw(一般家庭132世帯分)を予定しています。知立市でも積極的対応が求められます。
目的は再生可能エネルギーの普及・促進。
刈谷市では小学校15校のうち14校で実施します。担当者は、「避難所である学校体育館への電源供給が目的」として、太陽光パネル設置事業者に災害時の避難所への電源供給を義務付けています。
碧南市では、市域内に中部電力石炭火力発電所があることから、二酸化炭素の削減を掲げ、再生可能エネルギーの促進を目標にしています。同時に事業者を市内業者に限定し、地域経済の再生をめざしています。その結果、市内7社が屋根貸し事業に応募し、4社が事業予定者に決定しました。「償却資産税」や「法人市民税」などの税収増加にも貢献するものです。
公共施設の屋根修理パネル・・設置工法で配慮
公共施設の屋根貸し期間は20年間。心配されるのは、施設の老朽化対策や雨漏りなどの修繕への対応です。刈谷市では修繕が必要な施設の場合には、改修計画を仕様書に示し、市と事業者合意のもとで、改修工事の妨げにならないような工法でパネルを設置することになっています。
屋根貸しで刈谷市は110万円の収入
事業者は、公共施設の屋根を活用して太陽光パレルを設置し、発電された電気を中電などに売電(1kW当たり42円)して利益を得ます。市は屋根の貸付料を事業者から徴収します。碧南市では1㎡当り150円〜390円です。
日本共産党は12月定例会で、「知立市も積極的な対応」を要請しました。市当局は「収入増は魅力。前向きな検討」を約束。13年度への取り組みが注目されます。
こえ・・歩道が凸凹、簡易補修に10日間も!
知立駅前・市営駐車場対面の歩道が凸凹で、二人の人が転んでケガをしました。さっそく近所の方が知立市へ改善のお願いをしました。当該歩道が国道であるため、簡易改修に10日間もかかり、インターロッキングの本格的歩道復旧は実施されていません。もっと迅速な対応はできなのでしょうか。
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