市政の動き−議会報告
【13.04.01】《これでいいのか・林市政》大型事業が目白押し、県・名鉄にキッパリ発言を!〔日本共産党〕
老朽化!学校、保育園など施設保全に40年間で585億円も。
築後40年を超える学校・保育園が増加。市が12年度で策定した学校整備計画だけでも、今後30年間で185億円の事業費、当初は年8億円必要です。しかし、新設・更新に投入できる事業費は6億円程度。日本共産党は「公共施設保全のため、知立駅周辺大型開発との財源調整が必要」と提案。市は「財政的には全く難しい実態。調整する」と答弁しました。
急げ!鉄道高架の市負担削減・・名鉄工事の入札公開を!
鉄道高架事業の市負担軽減はますます重要な課題です。日本共産党は、県・市の負担割合の見直し、名鉄受託工事の入札情報の公開を改めて強く要求。林市長は、「入札情報公開求め、名鉄へ要望書を提出する」(昨年9月議会)と答弁しましたが、未だ実行せず腰が引けています。三河知立駅移転による経費節減も結論先送りの実態。
ひどい!子ども・障がい者医療無料化守れ・・県が患者の一部負担導入へ!
障がい者や中学校卒業までの医療費無料化は市民生活に定着しています。しかし、大村知事は、14 年度から患者の一部負担を導入する方針です。日本共産党は3月市議会で、「県に改悪案を中止するよう」林市長に要請。市長は「県も金がない。無料化継続は難しい課題」と答弁。県の姿勢を擁護しました。知立市議会は、昨年9月議会で「医療費無料化の存続」を求める意見書を採択し、県に意思表明しています。
北朝鮮の核実験抗議決議=日本共産党が提案=
2月12日、北朝鮮が実施した地下核実験(3回目)について、日本共産党市議団は「断固抗議し、今後の核実験と核開発を直ちに中止を強く求める」決議を提案しました。議会運営員会で協議の結果、市政会(自民系)と民友クラブ(民主系)が決議に反対。その理由は、「核実験から時間が経過し時期がずれた。今は他の複雑な問題がある」というもの。
知立市は核兵器廃絶の都市宣言をしており、「核実験に抗議する」決議に反対した議員に批判があがっています。
公共施設の屋根貸しで太陽光発電を!
刈谷・碧南市では公共施設の屋根貸しで太陽光発電を推進。屋根貸し料や発電装置の償却資産税で増収に。日本共産党は知立市でも早期実施を提案。部長は「実施に向け検討する」と答弁しました。