市政の動き−議会報告

【13.04.26】《猿渡川》知立市内で浚渫(しゅんせつ)工事始まる。JR東海道線⇔新幹線⇔弘法橋 (1,6Km)

 集中豪雨で危険な越水区域・・早期本格的対応を!

 知立市南部を流れる2級河川・猿渡川(県管理)は、集中豪雨時には、弘法橋の上下流部などで溢水し、周辺道路の冠水や水田への被害などが問題となっています。日本共産党市議団は、猿渡川改修を一貫して要望。早期実現を訴えてきました。愛知県は、下流部の刈谷市内での河川改修に手がけてきましたが、12年度から知立市内で浚渫工事に着手(写真)。今年度は新幹線上流の弘法橋に向かって工事が実施されます。   

 河床を1m程度下げ、時間雨量50ミリに対応。

 猿渡川の浚渫工事は、現行の河床(河川の底)を1m程度掘り下げて、時間当たり雨量50ミリに対応できる河川断面を確保するものです。時間当り50ミリ対応とは、「河川の流域全体で1時間に50ミリの雨が降っても流下可能な断面を備えていること」、「従って、時間50ミリを越えても部分的、局地的であれば流下可能」(担当者)と説明しています。
13年度では、12年度の繰越工事として、刈谷地内のJR東海道線陸橋付近から知立市内の新幹線及び、23号線の猿渡川側道橋までの約1・6kmにわたって工事が実施されます。さらに知立市は13年度予算で、弘法橋までの浚渫工事の延伸を要望しています。
知立市は、14年度以降もアピタ南の八ツ田橋までの浚渫を愛知県に要望しており、連続的な早期施行が求められています。

 猿渡川・逢妻川とも常時水位を観測。

   市内の逢妻川、猿渡川には基準水位観測所(テレメーター)が設置されています。無人観測所(写真)から雨量、水位情報、河川の状況などがリアルタイムで県事務所へ送信されます。知立市は、県の河川情報システムを通じてデータを入手。災害時に対応しています。一般には愛知県のホームページ「川の防災情報」で公表されています。

こえ!知立市内の随所にわかりやすい標高表示を!

   知立市は海岸線からも遠く、海抜ゼロメートル地域もないことから、大地震による津波の心配はありません。ただ、市民からは「家の近くの橋や避難所である地域公民館の標高がどの程度なのか、分かりやすく表示を」の声が。日本共産党は市議会で標高表示を提案。担当部長は「一度検討したい」と答弁しています。
 左は市内の主な公共施設の標高。

   =高木まんが=つまり、昔以上の格差拡大か!

 

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