市政の動き−議会報告

【13.05.02】《3月議会の報告》第6回議会報告会を開催、委員長が審議内容を報告。

 鉄道高架、災害対策、議員定数、議会改革などで意見交換。

 知立市議会は4月27日、第6回議会報告会を開催。ゴールデンウイークのなか約50人の市民が参加し、活発な議論が展開されました。知立市議会は3月定例会で、議会の最高規範となる「議会基本条例」を制定。委員会での自由討議や出前講座、議会報告会の開催を盛り込みました。議員定数は、第24条で「別の条例で定め、改正に当たっては市民の世論や市の将来予測をなどを踏まえ総合的に検討する」と規定しました。今回は、基本条例制定後最初の報告会となりました。参加者からは、議会基本条例の制定を評価する声など、いくつかの意見が出されました。
 

 三河知立駅の移設は!名鉄の入札公開は!

  「鉄道高架の事業が遅れているようだがなぜか」、「三河知立駅の移設はどのようになったのか」、「名鉄はなぜ入札情報を公開しないのか」など、鉄道高架事業に係る意見が寄せられました。
 高架事業は毎年事業費を予算計上していますが、現場が1年半も動いておらず遅れは重大。三河知立駅移設は、名鉄、愛知県及び知立市の3者で協議中だが12年度末、合意に至っていません。13年4月に一定の方向性が出る見通しであること。名鉄受託工事の透明性は確保されておらず、林市長の名鉄への要望書も提出されていないなど、意見交換されました。

 猿渡川の早期改修を!

「猿渡川の早期改修」の要望がありました。現在、知立市内で河床を約1m下げる浚渫工事が行われており、13年度中には弘法橋まで、14年度以降さらに上流への工事施工が求められています。

 議員定数!日本共産党は 「現行23」を主張!

   市会議員の任務は、市長が執行する市政の監視と住民要求を反映させること。議員定数が減れば、チェック機能が低下し市長は安気になりますが、市民にとってはマイナスです。住民が個別に市と交渉して実現できない問題でも、議員が議会でとりあげて解決することはしばしばです。議員を正しく活用すれば市民生活にプラスになります。「定数を減らして歳出削減を」といいますが、知立市の議会費は一般会計総額の1.3%(市民1人当り年4,120円)、議員給与費だけなら2億1893万円で予算総額の1%です。市長の独走を抑えるには議会力が必要で、議員定数は議会力そのものです。

 こえ!初めて参加したが失望した。けんか腰の発言にがっかり!

  初めて議会報告会に参加しましたが、けんか腰で自分の主張をがんがん発言する姿にがっかりしました。議員定数が少なくなればいい政治ができるとは思いません。大事なことは自分たちの市の政治をよくするために、もっと建設的な話し合いが必要だと思います。せっかくの報告会なのに残念です。

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