市政の動き−議会報告

【13.05.30】《高齢者サロン》年2万円の補助金復活〔13年度〕市が要綱作成し、補助を継続。

 14団体が補助金を申請・・サロン運営に幅広く活用。

   市内16か所で実施されている高齢者サロンへの補助金が13年度4月から復活。市は4月1日付で補助要綱を作成し、補助金の額をサロンの開催回数によって年10万円から2万円の範囲で設定しています(表1)。市は、「高齢者サロンは重要な事業なので、補助金を継続したい」と表明。なお、障がい者サロンは今回の補助対象から除外されており問題です。

 消耗品、印刷費、通信費など幅広い使途可能。

 従来のサロン補助金(09〜11年度)は、備品購入などに使途を限定していましたが、今回はサロン運営に必要な諸費用も補助対象に加え、使いやすい内容になりました。例えば、サロンで提供する軽食の食材やお菓子、コーヒー・お茶なども補助対象になります。
高齢者サロンは気軽に集まって、おしゃべりしたり、ゲームや体操など脳と身体を活性化し、楽しく過ごす場所です。
 現在市内には18のサロンがあり、活発に活動しています。担当者は、「補助金の使い道を細かく限定せず、参加者全体に還元されるよう活用してほしい」と話しています。

 補助金復活すべき・・市議会から強い要請。

  知立市はサロン活動補助制度を3年間の限定補助として、09〜11年度まで実施しましたが、その後廃止に。しかし、社会福祉協議会は、その間も年3万円の補助を継続し、活動を支えてきました。
 サロン活動を支えているのは、ボランティアの方々です。おやつや食事の準備、会場づくりや外部の指導者との交渉など、費用も時間もかかります。市がサロン運営を日常的に支援するのは当然です。市の一方的な補助金カットに市議会からも批判の声があがっていました。

 障がい者サロンの補助:今年度中に実施すべき!

 市内には、障がい者対象のサロンが2か所あります。「わたの木」は週1回開催していますが、今回の市補助では対象外に。日本共産党は、「障がい者サロンも高齢者サロンと同時に補助すべき」と提案。担当者は、「障がい者サロンの市補助は来年度で予算化を検討する」と1年遅れを表明しましたが問題です。年度内に実施すべきです。

 こえ!運転免許証を返納したが、ミニバス無料券が2→4年に延長された」と・・・

 2年ほど前に高齢のため、運転免許証を自主的に返納したSさんから声が届きました。「免許証を返したとき、市からミニバスの無料券をもらったが、有効期限は2年間でした。もっと延長してほしいと思って共産党議員にお願いしました」、「今回、市からの通知で無料券の期限が4年に延長されたことを知り、喜んでいます」、「車を返上した者にとっては、できれば死ぬまで無料券を発行してほしい」と。知立市は2→4年へ延長の案内を発送、5月は7人が更新しました。

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