市政の動き−議会報告

【13.11.08】《知立市議会》第8回議会報告会開催:障がい者の居場所、ミニバス運行

 東小の外国人教育など、活発な質問、意見交換

 知立市議会は10月2日(土)、中央公民館講堂を会場に第8回議会報告会を開催。第1部で9月市議会の審査内容を各常任委員長が報告し、第2部では参加した市民と議員との意見交換をおこないました。秋の行楽やイベントが重なるなか、参加者は約50人。東小学校の外国人教育などへの活発な質問が相次ぎ、有意義な意見交換会になりました。

 養護学校卒業後の受け入れ施設を!

   参加者から、「安城養護学校卒業後の子どもたちの居場所がない。早く受け入れ施設をつくって欲しい」との切実な声が寄せられました。市民福祉委員長は、「南保育園跡地を新たな障がい者施設の建設場所として要求してきたが、市は売却する方針」と、市の対応を批判。「新たな受け入れ施設建設に頑張る」と表明しました。

 ミニバス車両で転倒!安全運転を。

 「ミニバス内で定期券を買い、座席に座らないうちにバスが動き出し転倒した。もっと親切な運転をして欲しい」との声も。議会からは「市に安全運転の徹底を申し入れたい」「担当のまちづくり課に直接いってもらえば業者を指導する」と回答。

  しっかりした答弁を引き出す質問を。

 「議員の質問に対する市の答弁は、『研究・検討する』が多い。何時までやるのかしっかりした答弁を引き出す質問をすべき」との意見に、議会からは「議員は、そういう姿勢で質問しているが、よりしっかりした答弁を引き出せるように頑張りたい」と応じました。

 愛知県:重度心身障がい児施設・・・全 国 最 低!

  15年度、一宮市で民間施設開設
 日本共産党は知立市の12年度決算で、24時間在宅介護を必要とする重度障がい者に対して年間1900万円の費用負担しており、家族の負担も大きいと指摘。入所施設の建設を愛知県へ要求すべきと提案しました。
 愛知県内の重度心身障がい児の入所施設は現在、国立・県立各2ヵ所の4施設。1万人当たり病床数は0・51で全国平均の1・58を大きく下回り全国最低です。県は全国最低からの脱却をめざし、15年度までに県施設の新設・改築及び社会医療法人「杏嶺会」が一宮市に120床の施設開設を含め、現在の382床から630床に増やす計画です。一歩前進ですが、それでも1万人当たりの病床数は0・85(全国44位)と低い水準です。

    =高木まんが=ユルキャラブームに乗って!

 

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