市政の動き−議会報告

【14.02.21《[14年度予算》一般会計は過去最高230億円(5.9%増):個人市民税5.3%増、法人は減。

  知立駅周辺整備事業に22億円・・中央子育て支援センター4・5億円。

建設、南中学校南校舎の大規模改修事業を含む14年度一般会計予算を市議会に提出しました。一般会計は、個人市民税の増収などで過去最高の230億1300万円となり、対前年度比5・9%増となりました。しかし、アベノミクスによる景気回復がいわれるなか法人市民税は逆に、10%減の4億5千万円余にとどまっています。

 地方消費税交付金1・8億円増収見込む。

   歳入では個人市民税に加え、固定資産税が3・1%増の42億8千万円、都市計画税が2・9%増の9億4千万円となっています。また、4月からの消費税増税に伴い、知立市に国から交付される地方消費税交付金を7億5千万円(前年度比1・8億円増)を見込んでいます。しかし、財源不足に対応するため、臨時財政対策債(借金)7億円及び、財政調整基金13億6千万円を繰り入れており、引き続き厳しい財政状況となっています。

 鉄道高架・・仮線土工事を発注:詳細は非公開

歳出では、鉄道高架事業の知立市負担分6億7500万円を計上。14年度の鉄道高架事業の総事業費は30億円で、うち名鉄受託工事費は22億5千万円です。名鉄受託工事の内容について担当部長は、「仮線土木工事13工区を契約した」と市議会に報告。しかし、契約業者名も工事の詳細・工期も全く明らかにされていません。業者選定の経過や競争入札の有無も非公開。巨大なブラックボックスです。

 情報公開は大原則!

   日本共産党市議団は、名鉄受託工事の詳細及び契約内容の全面公開を一貫して要求。林市長は、「情報公開は必要」として、「名鉄に対して文書で要求する」と答弁しましたが、いまだ実行されていません。巨額な税金を投入する公共事業で、市長は説明責任をは果たすべきです。

     =高木まんが=右、急旋回!

 

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