市政の動き−議会報告

【14.04.11】[《温室効果ガス削減》知立市地球温暖化対策実行計画を策定:計画期間は、H26年度〜30年度。

  知立市のCO2削減へ計画を策定・・H23→30年度比で5.8%減を明記。

 地球温暖化による異常気象が続発するなか、CO2(二酸化炭素)の削減は待ったなしの課題です。知立市は、H26年度〜30年度を計画期間とする知立市地球温暖化対策実計画を策定しました。計画では知立市のCO2排出量の現状を明らかにし、H30年度までにH23年度比5・8%削減を明記しています。政令市や特例市ではない知立市には、計画策定の義務はありませんが、日本共産党が強く策定を求めていたものです。

 市のCO2排出量は37万6千トン:H23年

   知立市のCO2排出量はH23年で37万6千トン。H2年比で5万9千トン(19%)も増加しています(左表)。
 部門別に見ると製造業などの産業部門は、14万8千トンから10万8千トンへと27%減少しており、全体に占める割合も47%から29%になっています。
 一方、家庭・業務等の民生部門は9万8千トンから15万6千トンと68%も大幅に増加。全体の割合も29%から42%になっています。

  省エネ、リサイクル、新エネルギーで削減。

   知立市の推計では、H30年度(目標年度)のCO2排出量を38万3千トン、H23年度(基準年)より7千トン増加。
 市の計画ではCO2削減策として、事業者の積極的な取組みや市民による小エネ、リサイクル、廃棄物の減量を一層推進すると明記。太陽光発電などの新エネルギーの普及に努めるとし、その結果、H30年度のCO2削減量を2万9千トンと見込んでいます。H30年度のCO2排出量目標をは35万4千トンとし、H23年度比で5・8%の減量が可能としています。
 市の計画推進のためには、減額した太陽光発電設置補助金をもとにもどし、目標達成にむけた積極的対応を示すべきです。

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